ブックスエコーロケーション

「SFとボクらの場所」をテーマにした本屋のブログです。実店舗はありません。開業準備中。

おすすめと訊かれて

 新しく入ったバイトの人が、本を読みたい時期だそうで、ならば、と作家志望の小説オタの面目躍如じゃわ!といき込んで小説を選ぶ。低予算のおすすめで、うちの店にあるのだから全部文庫で。

太陽の塔 (新潮文庫)

太陽の塔 (新潮文庫)

煙か土か食い物 (講談社文庫)

煙か土か食い物 (講談社文庫)

サウンドトラック〈上〉 (集英社文庫)

サウンドトラック〈上〉 (集英社文庫)

グラン・ヴァカンス―廃園の天使〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)

グラン・ヴァカンス―廃園の天使〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)

 下にいくほど難解になる、と講釈wwww
 講釈中にレジにいた女性バイトの人には「それ、KASUKAの趣味じゃん。もっとこう普遍というか入門編というか、そういう感じで選んだら?」と言われて「いや、もう小説読んで、なんじゃこれ!というセンス・オブ・ワンダーを感じてもらいたかったので、濃いの優先的に選びましたwwww」と言い訳。いや、文章もしっかりした小説だからそれだけで存分に楽しめるのよ、とはおれの嗜好だったので、そこは黙っておきましたが。
 そして買われたのは結局『サウンドトラック』でした。なんかピコーン!ときたそうでwww
 まぁどういう反応を示されるか、これから楽しみですな。