ブックスエコーロケーション

「SFとボクらの場所」をテーマにした本屋のブログです。そろそろOPEN2周年!

やつはみ読書会八十七冊目『ラウリ・クースクを探して』

・日時:2026/09/26(土)15:00-17:00
・課題図書:宮内悠介『ラウリ・クースクを探して』朝日文庫
・作品内容:1977年、エストニアに生まれたラウリ・クースク。コンピューター・プログラミングの稀有な才能があった彼は、ソ連の研究者として活躍する道を目指す。だがソ連は崩壊し……。時代に翻弄された人物を描き出す、かけがえのない物語。
・読書会:課題図書を読んでおいて、当日、感想をおしゃべりする会です。
・場所:ブックスエコーロケーション
・参加費:500円
・スケジュール:読書会15:00-17:00
・定員:5名。要予約。開催3日前までにご連絡ください。
・予約先:初めて参加されるかたは、yatsuhamicafe.reading(at)gmail.comに1.お名前と2.ご連絡先、3.過去に読書会に参加したことがあるか、をご記載の上、ご連絡ください。※2、3日経ってもメールの返信がない場合はお手数ですが迷惑メールフォルダをチェックされるか、こちらの記事にメールした旨のコメントを書き込みください。
・Twitter:https://twitter.com/yatsuhamibook
・Instagram:https://www.instagram.com/books_echolocation/

 今回は4名の方にご参加いただきました。初参加の方がおひとりであとは2回目3回目と参加いただいている方々でした。
 今回の作品は大きな起伏のあるタイプの物語ではありませんでしたが、登場人物たちの関係や取材を通して物語の全体像が見えてくる構造、舞台となっているエストニアというIT先進国と地政学上の立地などがほんとうに巧みに組み合わされていて、それでいてひとりの無名の人物を追いかける物語として完成されており、感動もあるという、課題図書がとてもよくおもしろいことによって、読書会もとても話が盛り上がったように思いました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
 次回は11月を予定しております。告知をお待ちください。よろしくお願いいたします。

『GOAT meets 02』特典タブロイドにて本を紹介しました


累計60万部を超えた小学館の文芸誌「GOAT」シリーズ。
当店も参加している独立書店ネットワークでは、『GOAT meets 02』(9月8日発売)とのコラボレーション企画として、書店員33名による33冊のブックガイドを収録した特別タブロイド紙を制作しました。
当店も店主が「こことよそ」をテーマに本を1冊紹介させていただきました!
当店にて『GOAT meets 02』をお求めの方にこちらを配布いたします。
タブロイド紙には、本誌には掲載されていない金原ひとみさん、朝吹真理子さんのエッセイも収録されています。
当店では定休日の関係で9月10日(木)より販売を開始し、在庫がなくなり次第終了します。
ぜひ店頭にてお買いお求めください。

■『GOAT meets 02』
B5判 定価2200円(税込)発売日2026.09.08 ISBN 9784098021222
〈 書籍の内容 〉
こことよそ そのあわいから物語は生まれる
第2号のテーマは「こことよそ」(here & there)です。世界を分かつのは線か、壁でしょうか。こっちとあっち、理解が及ぶ世界と及ばぬ世界……その境界に線を引くのも人間なら、橋をかけるのもまた人間です。作家の小川哲氏、パク・ソルメ氏、ピンク地底人3号氏ら小説家に加え、映画監督・三宅唱氏、劇作家・大石恵美氏ら多様な執筆陣が集結。「こことよそ」のあわいに立ち上がる物語を綴るほか、表紙を飾った俳優・のん氏もインタビューに応じています。
前号大反響だった金原ひとみ氏・朝吹真理子氏・イ・ラン氏による「韓国文学の旅」──今号では、お三方に加え、トラックメイカーの荘子it氏、映画監督の山中瑶子氏らを加え、那覇滞在企画「Today I am, in Okinawa」を実現しました。そのほか、沖縄出身のクリエイターである写真家・上原沙也加氏、三島賞作家・豊永浩平氏、芸人・小橋共作氏(ドンデコルテ)も参加し、沖縄の現在地を照らします。
そのほか、一挙200枚超の遠野遥氏の新作「適応」や、ノンフィクションライター・濱野ちひろ氏による韓国ルポルタージュなど、豪華企画満載です!

やつはみ読書会八十六冊目『構造と美文』


 やつはみ読書会八十六冊目 山尾悠子編『構造と美文』ちくま文庫

  • 日時:2026/07/18(土)15:00‐17:00
  • 課題図書:山尾悠子編『構造と美文 山尾悠子偏愛アンソロジー』ちくま文庫
  • 作品内容:「山尾悠子さんは、どんな作品を読んできたのですか?」――しばしば放たれるその質問に応えました。端正な入れ子型、視覚的イメージを強く喚起する一直線構造、極度に人工的な言語世界、中毒性のある美文……作家・山尾悠子の想像力を刺激し、育てた短篇小説作品に詩を添えて。ボルヘス「バベルの図書館」、バラード「時間の庭」、ラヴクラフト「アウトサイダー」、澁澤龍彦「蘭房」、三島由紀夫「中世に於ける一殺人常習者の遺せる哲学的日記の抜萃」など、幻想的かつ美しすぎる文学作品の花束。
  • 読書会:課題図書を読んでおいて、当日、感想をおしゃべりする会です。
  • 場所:ブックスエコーロケーション
  • 参加費:500円
  • 定員:5名。要予約。開催の1週間前までにご連絡ください。
  • 予約先:初めて参加されるかたは、yatsuhamicafe.reading(at)gmail.comに1.お名前と2.ご連絡先、3.過去に読書会に参加したことがあるか、を記載の上、ご連絡ください。※2、3日経ってもメールの返信がない場合はお手数ですが迷惑メールフォルダをチェックされるか、こちらの記事にメールした旨のコメントを書き込みください。
  • Twitter:https://twitter.com/yatsuhamibook
  • Instagram:https://www.instagram.com/books_echolocation/

 今回は店主含め5名での開催となりました。初めて参加される方がお二人で常連の方がお二人でした。
 すでに山尾悠子をお好きで読んでおられた方、まだ読んでおられない方といらっしゃいましたが、偏愛アンソロジーの名にふわさしいバラエティに富んだ作品集であったこともあり、いずれかは琴線に触れて楽しんで読まれておることがわかり、読書会でのおしゃべりも盛り上がったのではないでしょうか。今回は収録作品数が多いこともあり、すべてを丁寧に取り上げるということができませんでしたが、全体を通じて山尾悠子の、創作への所信表明を感じ取ることができるという話題が出て、店主は深くうなずいたのでした。
 次回は9月を予定しております。課題図書が決まり次第告知いたしますのでいましばらくお待ちください。よろしくお願いいたします。