ブックスエコーロケーション

「SFとボクらの場所」をテーマにした本屋のブログです。実店舗はありません。開業準備中。

小説

『カメと春と修羅』

pixivに新作『カメと春と修羅』という掌編小説を投稿しました。手癖で書いた幻想小説。 「カメと春と修羅」/「川口健伍(KASUKA)」の小説 [pixiv] よろしければご覧ください。感想もお待ちしております。

プロットをたてる。

後輩のやり方をまねて、というか練習することでなんとなくではあるけれどプロットの立て方=ストーリーを最後まで考えることが可能になってきたのではないのかなと思う。もちろん短篇を書くためのプロットなので長篇を書くためにはもっと複雑にエピソードを…

『TETSUYA〜山田編〜』に寄稿しました。

山陰大学しりとり研究会の同人誌『TETSUYA〜山田編〜』に小説『スィーツ・イーター』を寄稿しました。下記URLよりサークルブログに行けますので、そちらよりDLしていただければうれしいです。よろしくお願いします。ベクシンスキの模写勝負がなかなか見所で…

リライト

後輩の意見を参考にして、プロット/企画書/原案を考えることにしてみる。うまくいくかどうかはやってみなければわからないけど何もやらずにはおられないのである。 ◯超基本 ◯基本 ◯発展 1 2-1 2-2 3 で考える。このプロットの立て方を元に過去作品をリライ…

長篇小説

創作者としての自分の問題をできるだけ客観視することが必要。長篇小説が書けない、という漠然とした問題を解決するためには、個別にしていまの自分が何ができていないかを把握し解決策を考える必要があるということ。現状わかっているのはエピソードの積重…

書いた!

サークル冊子用の原稿1時間執筆をやった。饒舌な文体を採用したようにも思ったので、筆がすいすい進んだが、当初の予定通りにはなかなか進まず、1287字。目標は1500字だったので残念だった。次回は目標を超えたいところ。しかしあと二回で完成させられるの…

せっかちなのである。

タグつけたり表題をつけたりするのがだんだんと形式ばってきて気軽にエントリできなくなっているのがまずいな、と思ったのでフジファブリックのシングルコレクションを聞きながらだらだらと雑文を書いてみる。ここ最近小説の企画書をねじったりひねったりし…

2作同時進行

現在、小説の企画を2本ほど考えている。1本は山陰大学しりとり研究会用の結末のはっきりした小説で、もう1本は3年ほど前に挫折した企画を元にして新たにストーリーとキャラクターを設定しなおしたもの。前者の方は比較的早くに読んでもらえるような形に…

第2回創元SF短編賞に応募

時間ギリギリ、要項的欠陥、作品的欠陥多数など満身創痍で応募いたしました。とりあえず書き上げたことだけは誇りたいです。しかしすぐに何ヶ所言葉の使い方を間違っていることに気がついて悶絶。まぁいいやとりあえず次行こう次に! 結果がわかり次第またWE…

SF小説を書くにあたって。

勢いで書いたプロットを精査するためには他者の視点が非常に重要です。昨夜先輩と後輩に見てもらい、何度もなるほどとうなずきました。ありがとうございました。自分では気がつかないものです。これでおもしろいはずと思っているのにやはり弱い部分やわかり…

pixivに小説をUP

学生時代*1に書いた異能者バトルもの『ナンバーズ・ストーリー』をpixivにアップしています。 「ナンバーズ・ストーリー1」/「川口健伍(KASUKA)」の小説 [pixiv] 「ナンバーズ・ストーリー2」/「川口健伍(KASUKA)」の小説 [pixiv] 「ナンバーズ・ストーリ…

講談社BOX新人賞Powersに向けて!

進路変更、よーそろー。 バタバタしすぎて時間管理能力のなさに焦ります。 15パッケージのうちいまだ2しか書けていない。まいったな。

一次選考通過

ある賞から一次通過しましたよ、という封書が届くが、選評はおそらくコピペで、あとはISBNを取得するタイプの、初版が300部wで60万近くかかる自費出版のお話でした。10万あればもっと質のいい同人誌が作れるいま、これは本当にえぐい商売だな、と思うのでし…

てんかつ!

先日送った履歴書がさっそく返送されてきまして、落ちたことがわかりました。残念。 まずなによりお世話になった方々に申し訳ないな、と思いましたが、思いのほかショックを受けていないのも事実でした。 履歴書を書いて送ってすぐにその結果がわかるのは、…

pixivで小説投稿

pixivで小説投稿機能が実装されたよう。明確な閲覧数が励みになるだろうと思い、小説をさっそく投稿してみた。小説というかあらすじだが。いまはまだ検索性能がわるいのだが、それはこれから改善されるだろう。楽しみである。 「イングロリアス・ジェネラリ…

カウントダウン開始

8月になった。いま書いている小説というかライトノベルは小学館ライトノベル大賞ガガガ文庫部門に応募しようと思っている。 というわけでカウントダウンのガジェットを作成した。 がんばりたいと思う。PSPは封印した。本当だ。 陰鬱な地方都市で描かれるミ…

第1回創元SF短編賞

http://news.ameba.jp/webhon/2010/06/70006.html 受賞作の載る『量子回廊』だけでなく、 佳作と特別賞3編をはじめとして、惜しくも受賞を逸した最終候補作の中から全9編をアンソロジーに編み、創元SF文庫の1冊として2010年内に刊行いたします。http://…

『カーテン・ロック』(1331字)

高浦千夏が二年四組の引き戸に手をかけると、教室の中で何かが動く気配があった。 千夏は扉を開けた。気持ちのいい風が千夏の頬を撫でた。窓が開いている。まっしろなカーテンが風に揺れていた。 教室には誰もいなかった。 それもそうだ、と千夏は思う。クラ…

600日達成記念掌篇

というわけで先日も書きましたが、このブログを始めてから記事を書いた日数が600日となりました。おめでとう、おれ。特別感慨もなかったのですが、せっかくなのでアニバーサリー的なことをやってしまえ、とTwitter上でモチーフを募集して、掌篇を仕立て上げ…

企画書執筆とヒナちゃんクッキー

最近はスタンド・アローンの旧PCと『伊藤計劃記録』を引っさげて半杓亭さんに長居して小説の企画書を書いています。書いている、なんて書くと聞こえがいいですが、まだ2回しか行けていないです。でも何にも、特にネットに邪魔されず小説にだけ向き合える時…

『もうすぐキミはサヨナラを言う』

わたしはキミのことを知っている。 キミの名前はツカサという。杉山司、年齢は十五歳、あと五日で十六歳になる。だから高校生になって、三ヶ月が経つ。キミは自分の名前を気に入っている。男の子でも女の子でも、そのどちらでも構わないような、そのどちらで…

創元SF短編賞1次落ち作品をUPしてみる。

見出しの通りです。あまり自分の作品をWebにあげることはしないのですが、なんかスレを見たらみなさんけっこうあげてらっしゃるようなので、時流に乗ってあげてみました。なお本作はかつてハヤカワ・ロボットSFショートショートコンテストに応募して1次選…

第1回創元SF短編賞一次選考通過者発表

ミステリーズ vol.40出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2010/04/10メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (5件) を見る 今日発売になったミステリーズ!を、わざわざ箱から引っ張り出してもらいまして、一次選考の発表を確認しまし…

死者が生者の道となる。

ブログなんだから好きに書けばいい、と思うけれど、やっぱりどうしたってかっこつけてしまう。それはもうどうしようもない部分なので、開き直ってこの記事を書いている。いや、単に怖いだけなのだろうと思う。 伊藤計劃の一周忌だ。おれがいちばん彼らから影…

感想まとめ

今回も多くの方に読んでいただきました。ありがとうございます。 浅羽くんの感想。 ○いいところ ・SF的な小道具が登場し、それが今時のSF風に使われているという点は、そういったことが考えもつかないおれには素直に羨ましい。嫉妬する。 ○悪しきところ ・文…

創元SF短編賞

無事にメールで応募できました。SFの賞で短編ということで久しぶりに応募できそうだなと思い、書いて応募できたので本当によかったです。学生の頃と違って睡眠不足に悩まされて日中の労働はフラフラしておりました。体力落ちてるなぁと改めて実感。でも今…

ストーリーメイクとメモ

遅くなりましたが、山陰大学しりとり研究会でストーリーメイクをやっています。 ストーリーメイク(12月12日版) - 山陰大学しりとり研究会 ストーリーメイク(12月25日版) - 山陰大学しりとり研究会 川口健伍名義のが2本あります、よければご覧ください。…

メモ2

けど、とりあえずこの流れを小説で再現する。で、打破してみせる。 人の脊髄反射や偏見や過信に対してしか反射できないおれも中身がない反射でしかないということ。その反射も一定の中身に基づいている訳ではなく、相対化するためだけの脊髄反射でしかないと…

メモ1

KASUKAのよく使う単語は、エロゲー、ヒロイン、魔法、文学、信じるです。これでなにか新しい小説がかけそうな気がしてきた。

『スーサイド・ヒューマンズ』

かつて書いた小説第2弾。これはガガガ文庫に、小学館ライトノベル大賞に送ったけれど一次で蹴られたやつです。確か第一回だったかな。それ以前に、学生の頃に仕上げたver1から較べてなんとこれはver4までアップデートしたにもかかわらず応募枚数に達して…