いまは到底できないことがすぐにできるようになるとは思えないのは単純に社会人になってからいままで、できないことをできるようにしてこなかったからだ、それに尽きる。己のキャリアがいわゆる広告代理店が生み出した転職市場では何の価値もないと思い知らされて無駄に神経をすり減らしただけの去年の冬、そして今日『本屋の雑誌』の「書店開店どたどた顛末記」を読んで感じた嫉妬からくる居心地の悪さと気持ちの悪さとから、ようやく実感が伴った。本当に吹けば飛ぶような自尊心だったのだなぁ。いやー調子に乗ってたぜ。人に頼ることと、少しづつよくしていくことが苦手だしフィードバックがうまくいかないとかマジで人生クソゲーだと思ってたけど、自分にフィードバックするようなことをしてこなかっただけなのだ。そんな8年間で、それでも続けてきたことがあるとすれば小説を書くことだけだ。なんやかんや手を変え品を変えやってきた。まぁだからこそ恐い。これも無理だったらと二の足を踏む。踏み出すほどの力があるのかもわかっていない。だから「二日酔いの朝に悪魔が現れて招き猫を見つけたらベストセラー作家にしてやるって言われた」ら迷わず契約する自信がある。でもそれもずるくてダメだ。そこまで追い込まれてもいない。妙にいまの生活に適応し始めてるし充実してるから女の子を追いかけることもしていない。まぁそして、こんな文章を書けば書くだけ小説を書けばいいんじゃね、となってしまう。まぁ自分の中にあるものを整理するには便利だし、手帳には書くにちと長すぎるのでこういうときにブログを使わないでどうするのだろうって気もする。とりあえず文化の孤児としてやることをやろう、そうしよう。あと百日と十日。
- 作者: Jeremy P. Bushnell
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