ブックスエコーロケーション

「SFとボクらの場所」をテーマにした本屋のブログです。実店舗はありません。開業準備中。

第一回高遠ブックフェスティバル

 第一回高遠ブックフェスティバル
 8月29日(土)、30日(日)開催

 http://takatobookfestival.org/
 2009年夏の二日間、信州・高遠が本の町になります。

 2日間、昨今話題のTwitter(http://twitter.com/KASUKA_KT)のほうで#tbfのハッシュタグでもって、いちサポーター目線で実況させていただきます。
 Twitterのポストをそのまま貼ればいいかと思ったのですが、それではなんかあんましうまくいかないので、要所要所だけ。

  • 29日

 朝早く出発して到着してスタッフ研修で高遠の町中をうろうろする。改めていろいろなものがぎゅっと圧縮された不思議な町並みだなぁと思う。そのあとDJブースの設営を手伝う。二匹のわんこがおってそれがなかなか人気スポットになる。昼ごはんはベトナム麺のフォーを食す。移動、鉾持神社のBOOKWORM*1のお手伝いをする。メインスタッフさんとフリードリンクを提供されるカフェの方々を手伝うのであった。優秀な兵士であったと自負する。で、メインのリーディングの方はサクラの必要もないほど盛況だったのだけれど、とか言いつつちゃんと読みたい本として古川日出男の『LOVE*2を用意していたのだけれど車の中に置いておいてしまったので、333段の階段上り下りするはめになる。後日、足は筋肉痛に。ちなみに演目は「ブルー/ブルース」の冒頭、公園でカモのフランドル風が振る舞われるシーンを読みました。あとでスタッフの人たちに目撃されていることがわかったのですが、恥ずかしがって茶化すだけでちゃんと感想を聞きそびれてしまったのでした。情けないねぇ。そのあと6時過ぎまでオーダー受けてドリンク提供して、後片付けをしました。メインスタッフの方もカフェの方々もBOOKWORMの方々もとてもいい人たちばかりで、居心地のいいイベントでございました。うまくいってよかったなぁと思えたのでした。そのあとはまかない飯をいただいてさくらの湯という温泉につかりました。実はこのあいだ他にもイベントが行われていたようなのですが、おれはもうどっぷり疲れていてとりあえず休もう、と思ったのでした。それから雑魚寝部屋を覗いて戦慄し、その日休息に仲良くなった(残念ながら)男性スタッフのおうちに泊めてもらうことになりました。宿賃はお酒でございました。就寝はすばやく、久しぶりに見たテレビではイモトが拷問されておりました。

  • 30日

 この日もとてもいい天気で、朝の全体ミーティングでは担当が変わっていることが明らかになり駐車場のヘルプでまぁ大丈夫だろうと思っていたら死にました。というか自分の体力のなさを実感しました。腕と鼻の頭が真っ赤になりました。前日から引き続いて駐車場の誘導を行っていた方曰く、車の入り方がおかしいとのことでした。たくさんの方に来ていただいたということなのだと思いますが、おれはとにかくひーひー言っておりました。なので休み時間は見て回るというよりも仲良くなったスタッフの人とだらだら会話したり冷やかしたりとそんな感じでした。えー、なので実は二日目はそんなに書くことがないんですよねw 足の裏の痛みぐらいしかw で、本の町シンポジウムをちょっとだけ聴いてまたスタッフの人とだべったりちょっと、ほんのちょっと手伝ったりして、東京スタッフのバスが出る時間になったので移動して見送り、のち怒涛の勢いで片づけが始まりました。それがだいたい9時ぐらいまで続きました。ソースカツ丼祭りに参加して、そのあたりでおれはリタイアして帰宅。たしか31日も片づけが行われたのですがおれは労働でした。


 総じて、すごく不思議なイベントでした。誰かがぐいぐい引っぱるタイプではなくて、みんなでやれることを積み重ねていく感じで、当日は本当に手伝えたなぁ動いたなぁという気分になれました。スタッフTシャツの緑色があれば相手のことを知らなくてもがんがん話しかけられたのも楽しかったですし、バス見送るときにわいわいやれたのがすごくよかったです。まぁこれは完全に内側からのそれなので、来場してくださった方や地元の方々がどうだったのかも気になるところですが、とても満足のいく夏の最後のイベントでございました。来年も手伝えたらいいのだけれど。

*1:公式サイトhttp://madoki-yamasaki.weblogs.jp/madoki_yamasaki_info_blog/ イベント案内http://takatobookfestival.org/event/detail/bookworm.html

*2:何度も書写したし、声に出しても読んだし、サークルの勉強会の題材にも選んだことのあるおれにしてはずいぶんと付き合いの長い作品なので、正直ぶっつけ本番でも何とかなるだろうと思って選んだのでした。あとまだあんまし知られてなさそうな気配もあったので。