こう書くと頭を疑われそうなのですが、今執筆している小説を考えるにあたってひとつの大きな課題であったテーマとかキャラクターの行動原理がきれいさっぱり解決した、と書けば穏当でしょうか。
眠りに落ちる瞬間、がばっと布団を跳ね除けてテーブルに向かい、B5用紙にガッガッと新作の企画書を練り上げていったのです!
あのときの高揚感といったらもう、堪らないものがありますね!
さながら快音残してバットを振り抜いた先、ぐんぐんとスタンドへ飛んでいくホームランボールを見つめるようなのです!!
いやわたくし、書くにあたってもっとも気をつけていることは、
- 小説にせず、我慢すること → 脳内で熟成し「書きたくなる」意欲を高める
- しっかりした「企画書」をつくること → キャラの行動原理だったり世界観だったりの各種問題を整理し、明確に
- さまざまな媒体のメディアに触れる → 作品の幅を広げるために
なのですが。
しかし今回は違いました。
- 作者: 冲方丁
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2005/06/02
- メディア: 単行本
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熱気ももらいましたけどね。
いやー助かりましたわぁほんと。
熱意を理性的に描く。
忘れてはならないですね、ほんと。
ただ新たに書き起こした企画書によれば、全損、つまり丸々書き直しになるんですけどね。
そしてそれが結構楽しみだったりするわけです(笑)