2020-10-31

やつはみ喫茶読書会六十三冊目『ソラリス』

作者:スタニスワフレム
発売日: 2015/05/29
メディア: Kindle版

　やつはみ喫茶読書会六十三冊目スタニスワフ・レム『ソラリス』@半杓亭

日時：2020/10/31（土）開始16:00 終了18：00

課題図書：スタニスワフ・レム『ソラリス』ハヤカワ文庫ＳＦ

作品内容：惑星ソラリスを探査中のステーションで異変が発生した。謎の解明のために送りこまれた心理学者ケルヴィンの目の前に自殺した恋人ハリーが姿を現し、彼はやがて悪夢のような現実と甘やかな追憶に翻弄されていく。人間とはまるで異質な知性体であるソラリス。そこには何らかの目的が存在するのだろうか。コンタクト―地球外の知性体との遭遇について描かれた、最も哲学的かつ科学的な小説。広大無辺な宇宙空間において、理解不能な事象と愛の記憶に直面し、人は何をすべきか。ポーランド語原典からの新訳版。

読書会：事前に課題図書を読了しておき、当日、この日のためだけに用意されたおいしいおやつを食べながら、課題図書についておしゃべりする会です。

場所：半杓亭

参加費：お茶おやつ代1000円

スケジュール：読書会16:00-18:00　二次会18:30-20:00

定員：8名。要予約。開催の1週間前までにご連絡ください。定員に達した場合も告知いたします。またキャンセルされる場合はなるべく早めにご連絡ください。当日キャンセルをされる場合はキャンセル料をいただきます。あらかじめご了承ください。

予約先：初めて参加されるかたは、yatsuhamicafe.reading(at)gmail.comに1．お名前と2．ご連絡先、3．過去に読書会に参加したことがあるか、4．アルコールの出る二次会の出欠を記載の上、ご連絡ください。※2、3日経ってもメールの返信がない場合はお手数ですが迷惑メールフォルダをチェックされるか、こちらの記事にメールした旨のコメントを書き込みください。

状況によってはオンラインでの開催もあります。ご注意ください。

Twitter：https://twitter.com/yatsuhamibook

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2020-10-30

10月の読書のまとめ

読書

読んだ本の数：9冊

ソラリス (ハヤカワ文庫SF)

作者:スタニスワフレム
発売日: 2015/05/29
メディア: Kindle版

■ソラリス (ハヤカワ文庫ＳＦ)
　読書会用。古典ＳＦにしてファーストコンタクトもの。わかりあえないこととどう向き合っていくのか。科学的な姿勢とはなんなのか、よく考えさせられる。ソラリス惑星学のところをもう少し楽しめる心の余裕が欲しかった。読了日:10月31日著者:スタニスワフ・レム

となりのロボット

作者:西ＵＫＯ
発売日: 2015/02/27
メディア: Kindle版

■となりのロボット
　傑作ロボットSF。相手のすべてを知りたくなるという欲求が、まさにヒューマニティ〜〜〜と切なくなった。切なくなるのはこちらの感情の勝手なのにね。その意味でしっかりアナログハックされました。読了日:10月18日著者:西ＵＫＯ

小説　天気の子

作者:新海誠
発売日: 2020/08/28
メディア: Audible版

■小説天気の子 (角川文庫)
　映画は3回見ているのでだいたいの流れはソラでも言える訳で目新しさよりも差異にどうしても着目してしまって、そういう細かいところに注意して読んでいたら読了に半年ぐらいかかってしまった。メディアの違いによってオミットされていた部分がわかってよかったし、『ほしのこえ』からのファンとしてはあとがきの創作への所信表明もとてもまっとうでぐっと来てしまう（そこか。あとこう言うと失礼だけど、ちゃんと読める小説になっててすごいなとも（でもまあ小説作品としては4作目なのだよな。読了日:10月16日著者:新海誠