ブックスエコーロケーション

「SFとボクらの場所」をテーマにした本屋のブログです。実店舗はありません。開業準備中。

9月の読書のまとめ

読んだ本の数:12冊

五色の殺人者

五色の殺人者

■五色の殺人者
 プルーフで。鮎川哲也賞受賞作。読了日:09月22日 著者:千田理緒


■ながたんと青と-いちかの料理帖-(5) (KC KISS) 読了日:09月13日 著者:磯谷友紀


■100万の命の上に俺は立っている(1)〜(10) (講談社コミックス)
 寡聞にして、デスゲームものと思っていたのですが、死に戻り異世界転移ものでクエスト達成にいろいろな条件をもたせることで単純なバトルに終わらせないところが読んでておもしろかったです。読了日:09月10〜11日 著者:奈央晃徳


 あとは26〜28日に『ワールドトリガー』を久々に読み直して週刊連載でこういう長編的な伏線の張り方できるのはやっぱりさすがだなあと思ったのでした。

ワールドトリガー コミック 1-22巻セット

ワールドトリガー コミック 1-22巻セット

  • 作者:葦原 大介
  • 発売日: 2020/06/04
  • メディア: コミック

8月の読書のまとめ

読んだ本の数:10冊

歪み真珠 (ちくま文庫)

歪み真珠 (ちくま文庫)

■歪み真珠 (ちくま文庫)
 読書会用。どれも絢爛でよかったが、「美神の通過」のマジックリアリズムにあるドタバタ感、「向日性について」の絵画性が特によかったか。読了日:08月29日 著者:山尾悠子


■スキップとローファー(4) (アフタヌーンKC)
 よかった〜。ここまで収録されててよかった〜。読了日:08月22日 著者:高松美咲


■君は放課後インソムニア (3)(4) (BIG SPIRITS COMICS)
 徐々に距離が近づき、近づくと同時に相手のことが見えてくる。この地道な距離の変化を描き出すのがさすがか。読了日:08月11日 著者:オジロマコト


■違国日記 6 (フィールコミックス FCswing)
 朝の「わかんない!」がえみりに向いてくれるなよ〜といまからハラハラしている。読了日:08月06日 著者:ヤマシタトモコ


黄色い夜

黄色い夜

■黄色い夜
 宮内悠介のギャンブラー小説。構造と設定と、乾いた舞台と相反するようなカジノの快適さと、それがバベルという言葉にまとめ上げられて「黄色い夜」が何もかも包み込む、そんなふうに読んだ。読了日:08月04日 著者:宮内悠介


■アレンとドラン(1)〜(4) (KC KISS)
 1巻に出てくる、おっさんがまさに自分の人生の行く末みたいなものを見せつけられて久々に呪いをかけられた思いでした。いや、マンガ自体はおもしろいんすよ! 読了日:08月04日 著者:麻生みこと

やつはみ喫茶読書会六十二冊目『歪み真珠』

歪み真珠 (ちくま文庫)

歪み真珠 (ちくま文庫)

 やつはみ喫茶読書会六十二冊目『歪み真珠』@半杓亭

  • 日時:2020/08/29(土)開始16:00 終了18:00
  • 課題図書:山尾悠子『歪み真珠』ちくま文庫
  • 作品内容:死火山の麓の湾に裸身をさらす人魚たち、冬の眠りを控えた屋敷に現れる首を捧げ持つ白い娘……、「歪み真珠」すなわちバロックの名に似つかわしい絢爛で緻密、洗練を極めた美しき掌編15作を収めた物語の宝石箱。泉鏡花文学賞に輝く作家が放つ作品は、どれも違う鮮烈なヴィジョンを生み出す。ようこそ!読み始めたら虜になってしまう、この圧倒的な世界へ。
  • 読書会:事前に課題図書を読了しておき、当日、この日のためだけに用意されたおいしいおやつを食べながら、課題図書についておしゃべりする会です。
  • 場所:半杓亭
  • 参加費:お茶おやつ代1000円
  • スケジュール:読書会16:00-18:00 二次会18:30-20:00
  • 定員:8名。要予約。開催の1週間前までにご連絡ください。定員に達した場合も告知いたします。またキャンセルされる場合はなるべく早めにご連絡ください。当日キャンセルをされる場合はキャンセル料をいただきます。あらかじめご了承ください。
  • 予約先:初めて参加されるかたは、yatsuhamicafe.reading(at)gmail.comに1.お名前と2.ご連絡先、3.過去に読書会に参加したことがあるか、4.アルコールの出る二次会の出欠を記載の上、ご連絡ください。※2、3日経ってもメールの返信がない場合はお手数ですが迷惑メールフォルダをチェックされるか、こちらの記事にメールした旨のコメントを書き込みください。
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