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すべてはゼロから始めるために

小説家志望の雑記です。

やつはみ喫茶読書会三十冊目 津原泰水『11 eleven』@半杓亭 

11 eleven (河出文庫)

11 eleven (河出文庫)

 やつはみ喫茶読書会三十冊目津原泰水『11 eleven』
 2014/09/27(土)開場15:00 開始15:30 終了18:00*1
 課題図書:津原泰水『11 eleven』河出文庫
 作品内容:百年に一度生まれ、未来を予言するといわれる生き物「くだん」。鬼の面をした怪物が「異形の家族」に見せた世界の真実とは(「五色の舟」)――各メディアでジャンルを超えた絶賛を受け、各種ランキングを席巻した至極の作品集がついに文庫化! 津原泰水最高傑作短篇との呼び声が高い「五色の舟」を始め、垂涎の11篇を収録。文庫版オリジナル、著者による自作解題も併録。
 場所:半杓亭
 費用:お茶おやつ代600円
 定員:12名。要予約。定員に達した場合も告知いたします。
 予約先:yatsuhamicafe.reading(at)gmail.comにメールか、Twitterで@にリプライを!

 今回は7名の参加となりました。『11』は卓越した技巧が凝らされた傑作ばかりの短篇集でありました。ただストーリーとして明快な結末が用意されているものばかりではなく、その意味で不穏であったり不快であったりするという意見も出ました。一方できちんとどろどろした部分が描かれることで「美」が強調されうるのだとぼくは強く思ったのでした。全体を通して言えばすばらしい技巧についてすばらしいよねという言葉しかなく、1編1編の読了後の盛り上がりに比して、いまいち読書会としては盛り上がりに欠ける感じがあったのは、意外というか仕方のないことでもあるのかなと感じました。あと個人的には『綺譚集』に比べて圧倒的に刺さる短篇が多く、驚きました。

*1:アルコールの出る二次会もあります。お問い合わせ下さい。