すべてはゼロから始めるために

小説家志望の雑記です。

7月のまとめ

 ナイスのまとめも出るのですか、いやはや。今月はやはり『ハーモニー』の問題意識を抉り出した、神林長平「いま集合的無意識を、」が一番でしたな。

7月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:1928ページ
ナイス数:33ナイス

Gunning for Nosferatus〈1〉此よりは荒野 (ガガガ文庫)Gunning for Nosferatus〈1〉此よりは荒野 (ガガガ文庫)
肩肘はった文体や後半の弱い伏線などが気になったけれど、改行の多さもあってかぶ厚いのに、とても読み進めやすいストーリーだった。そしてとても懐かしい、90年代のライトノベルの匂いがしたなぁ。
読了日:07月29日 著者:水無神 知宏
神様のカルテ神様のカルテ
シノプシスの域を出ていないような気もするが、構造もシンプルでわかりやすく、現状に対する強い肯定感があり、こういう物語が広く求められているのだなぁ、と改めて考えさせられた。でもちぃと直截的に過ぎやしませんか? あ、でもヒロインはすごく可愛かったです。
読了日:07月26日 著者:夏川 草介
プリーズ、ジーヴス 2 (花とゆめCOMICSスペシャル)プリーズ、ジーヴス 2 (花とゆめCOMICSスペシャル)
P・Gウッドハウスの<ジーヴス>のコミック第二巻。ジーヴス視点の女学校の話が笑いをこらえるのに苦労したw あとまさか短篇小説まで載っているとは!
読了日:07月26日 著者:勝田 文
ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)
読書会用に再々読。まったく相変わらず、先鋭的なエピソードやガジェットに目が行ってしまい、神林長平「いま集合的無意識を、」の言う問題意識にまではなかなか辿り着くことができなかったが、版を重ねたこの小説がどうしてジャンル読者の外側に届いているのか、その理由に少しは近づけたのではないかと思う。そしてそれこそがこの小説が持つ強度なのだろうとも思う。
読了日:07月23日 著者:伊藤 計劃
本の雑誌338号本の雑誌338号
読了日:07月19日 著者:
S-Fマガジン 2011年 08月号 [雑誌]S-Fマガジン 2011年 08月号 [雑誌]
神林長平「いま集合的無意識を、」とピーター・ワッツ「天使」をとりま。両方ともいますぐに読みたいと思わせられた短篇でした。ミク特集はまたいずれ。
読了日:07月09日 著者:
ダ・ヴィンチ 2011年 08月号 [雑誌]ダ・ヴィンチ 2011年 08月号 [雑誌]
読了日:07月07日 著者:
一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)
ビックリするほどディストピア!いまの世界がまだマシなのだなぁと感慨深く思うのであった、というテキスト通りの感想はここまでにしておくとして、本書がいまでも圧倒的な強度を保っている理由に、時代によって抑圧に対する価値観は変化するということが言えるだろう。いまが良いか悪いかは未来にならないとわからない。それを不断に確かめるひとつの指標である。
読了日:07月07日 著者:ジョージ・オーウェル
乙嫁語り(3) (ビームコミックス)乙嫁語り(3) (ビームコミックス)
スミス×タラスの結末を本誌の方で読んでいたにも関わらず忘却しており、いやこれはむしろあえて忘れていたのだろうなぁああなんというラスト。
読了日:07月06日 著者:森 薫

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