すべてはゼロから始めるために

小説家志望の雑記です。

やつはみ喫茶読書会十九冊目@半杓亭 殊能将之『ハサミ男』

ハサミ男 (講談社文庫)

ハサミ男 (講談社文庫)

2012/11/17(土)15:15〜18:00
 やつはみ喫茶読書会十九冊目 殊能将之ハサミ男講談社文庫
 作品内容:美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。三番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。「ハサミ男」は調査をはじめる。精緻にして大胆な長編ミステリの傑作。
 場所:半杓亭
 費用:お茶おやつ代600円
 Mail:yatsuhamicafe.reading(at)gmail.com
 Twitterhttp://twitter.com/yatsuhamibook
 *要予約。予約〆切は2012/11/10。それまでに定員に達した場合も告知いたします。年内最後の読書会です、ご予約はお早めに。

 今回は8人の方に参加いただきました。完成度の高い作品ということもあってどうしても各人の感想が「おもしろかった」ということに終始してしまい、時間が余ってしまったのが大きかったです。作中での犯人の動機であるようなものを問題としない、というスタイルもあり、事実のみの記述によってそれ以上の解釈を拒まれている、あるいはそういう読み方をすることをナンセンスであると描かれている、その意味で非常に物語を読むことに対して批評性のある小説であったと思いました。
 次回はもう来年です。また正式に決まり次第こちらでも告知したいと思います。