ブックスエコーロケーション

「SFとボクらの場所」をテーマにした本屋のブログです。実店舗はありません。開業準備中。

アイデアメモ:SFのFによる不気味の谷の越え方

 新作用のメモ。他のアイデアともっと混淆していきたい。
 道具と人間の違い:身体性、経験、観測装置の違い/違うだけで本質的には同じものではないか。
 →機械(プログラム):人間も一個のプログラムにしか過ぎないわけで、違いはやはり、ボディ/観測装置の問題になってくる。
 →では、人を人たらしめるのは血と肉のいかんだけなのか?
  →では、意識のない人間は人間なのだろうか。
   →人間である。そこで担保されるのは「かたち」である。アンドロイドが人の形を模すのはその先に魂(ゴースト)を求めているから、つまりあるラインを超えた先に容器としての「かたち」を要求されているからなのではないのだろうか。人型を外れるということがすなわち異形であるということ。