すべてはゼロから始めるために

小説家志望の雑記です。

徳間デュアル、はじまったな

サムライエイジ (徳間デュアル文庫)スクウォッター 僕と僕らの境界線 (徳間デュアル文庫)
 なんか、いままで刊行点数が少なかっただけに、一気に2冊同時に、そしていわゆる「現在主流のライトノベル」を売り出してきたように思えてびっくりした。これからこういう感じの作品が増えて、刊行点数も増えていくのだろうか。徳間デュアルはSFとライトノベルの橋渡し的な位置づけにあったようで、高校生のころに熱心に読んだ。なにより装丁が豪華で、スニーカーやファンタジアがどうしても手汗でべろべろになってしまうのにくらべて、頑丈だった記憶がある。
 なお、おれが徳間デュアルでお勧めするとしたら以下羅列。

冬の巨人 (徳間デュアル文庫)

冬の巨人 (徳間デュアル文庫)

 古橋秀之にしてはひどくまっとうなファンタジー。近代へと移り変わろうとしている中世っぽい空気が好きな人にはお勧め。
ぼくらは虚空に夜を視る (徳間デュアル文庫)

ぼくらは虚空に夜を視る (徳間デュアル文庫)

 内省的でひどくリリカルなのに戦闘異能者もの。おれの基盤の大きな位置を占める作品。最強の戦士っていうのが実にすとん、と腑に落ちるように描かれていて、いい。あと、ブギーポップよりこっちの三部作の方が青春とSFテイストが強くて好きでした。 天下の神林長平。なんというか、見た途端、「え、なんで?」という記憶も鮮明な19歳の秋でした。しかしその衝撃は後に山田正紀の『イノセンス』として再来するw