ブックスエコーロケーション

「SFとボクらの場所」をテーマにした本屋のブログです。実店舗はありません。開業準備中。

『BLEACH26』

BLEACH 26 (ジャンプコミックス)

BLEACH 26 (ジャンプコミックス)

 表紙ってどなた……?(~_~;)
 ってアランカルの方ですか、そうですか。
 つーか5年も連載続いているんですね。
 今回で決定的にまずいのが雨竜の能力が回復する過程になんの伏線も用意されていないこと。いやそこは世代の隔絶みたいなものが存在するんだよってことを一護の親父と雨竜の親父の関係から類推しろって言われてもえーって感じがするわけですよ。あと、現世組がわざわざ真面目に修行しているところを描かないと、強さの証明ができないってことがまずい。パワーゲームでもいいのだけれど、戦闘シーンでキャラの外見以外でどこを見たらいいのかよくわからなくなってきている。そうなるとどうしたって物語を転がすためだけに新キャラを投入しているようにしか見えなくなってしまう。強くなること/強さの意味が各キャラクターで違うっていう部分で群像劇的に読ませようとしているのかもしれないけれど、ただのガチンコバトルではそれを消化し切れていないような。。。
 相手を倒しても火を消してあげるエルウッドの優しさがギャップがあって楽しかったのになぁ、と回顧するのはあまりいいファンのやることではないのだけれど、まぁこんだけ非難してりゃいいファンでもないので気にしないことに(笑)。