すべてはゼロから始めるために

小説家志望の雑記です。

10月の読書のまとめ

読んだ本の数:18冊
読んだページ数:3768ページ

捜査一課殺人班イルマ エクスプロード

捜査一課殺人班イルマ エクスプロード

■捜査一課殺人班イルマ エクスプロード
 イルマシリーズ第3弾。今回もおもしろかった。息もつかせぬ展開でぐいぐい読ませるし、登場人物たちがしっかり書き込まれているから、だんだんと輪郭がはっきりしてきて、相手のことを本当に知るように、登場人物がわかってくるのがおもしろかった。あと3作通して読んで、アクションの質がズラしてあるんだなと気がついた。読了日:10月31日 著者:結城充考


屍人荘の殺人

屍人荘の殺人

■屍人荘の殺人
 勘の良い人はタイトルでピンとくるだろうけれど、こういう方法でクローズドサークルをつくるアイデアに、ボンクラ具合をかなり刺激されるし、なにより神紅のホームズとワトソンの関係性が泣かせる(そしてそれすら伏線になる!)。名探偵もかわいいし、読みどころが多い、見事な本格推理小説でした。でも読むなら今のうち感、ありますね。なにも知らずに読んで欲しい類の1冊。読了日:10月21日 著者:今村昌弘


13月のゆうれい  1 (フィールコミックスswing)

13月のゆうれい 1 (フィールコミックスswing)

13月のゆうれい 2 (Feelコミックス FC SWING)

13月のゆうれい 2 (Feelコミックス FC SWING)

■13月のゆうれい 全2巻 (Feelコミックス FC SWING)
 ある種の呪いの話。それをどうやって解呪していくのか、そのひとつの方法を読んだ気になれる。読了日:10月21日 著者:高野雀


血界戦線 3 ―震撃の血槌― (ジャンプコミックス)

血界戦線 3 ―震撃の血槌― (ジャンプコミックス)

血界戦線 魔封街結社 (ジャンプコミックス)

血界戦線 魔封街結社 (ジャンプコミックス)

血界戦線 2 世界と世界のゲーム (ジャンプコミックス)

血界戦線 2 世界と世界のゲーム (ジャンプコミックス)

血界戦線 4 ―拳客のエデン― (ジャンプコミックス)

血界戦線 4 ―拳客のエデン― (ジャンプコミックス)

血界戦線 6 ─人狼大作戦─ (ジャンプコミックス)

血界戦線 6 ─人狼大作戦─ (ジャンプコミックス)

血界戦線 5 ─Zの一番長い日─ (ジャンプコミックス)

血界戦線 5 ─Zの一番長い日─ (ジャンプコミックス)

血界戦線 魔封街結社 1~6(ジャンプコミックス)
 アニメの復習のために。読み直して、しっかりアニメ化されていたんだなと気がつく。読了日:10月20日 著者:内藤泰弘


Gene Mapper -full build- (ハヤカワ文庫JA)
 おもしろかった。拡張現実描写とトゥルーネット、そして蒸留作物とアイデア満載で描かれる未来は、おそらく生きているあいだに見られそうな感覚があってよかった。主人公が言葉をあまり知らない描写も時代経過を感じさせてうまいなと。あと本当のエンリコはどこ行ったんすかね。でも好きなキャラは黒川さんだった。彼のスピンオフを読みたいところ。読了日:10月12日 著者:藤井太洋


ふしぎの国の有栖川さん 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)

ふしぎの国の有栖川さん 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)

■ふしぎの国の有栖川さん 1 (マーガレットコミックス)
読了日:10月10日 著者:オザキ アキラ


子供はわかってあげない(上)(下) (モーニング KC)
 すごくいいバランス感覚で描かれていた、ある青春の一幕だった。読了日:10月10日 著者:田島列島


嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫)

嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫)

嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫)
 すばらしかった。幼少期の思い出と、大人になってから人捜しパートが、見えている世界の違いを明確にしている。でも子どもであるからこそわかることもちゃんと描かれている。ぼくは自分を「文化的な孤児」であると嘯くことがあるけれど、この本にはそれを鼻で笑い飛ばしすらしない、強さがあると思った。読了日:10月10日 著者:米原万里


■うちのクラスの女子がヤバい(2)(3)<完> (マガジンエッジKC)
 無用力という役に立たない思春期特有に発現してしまう超能力をとてもいいアクセントにした青春SF。読了日:10月07日 著者:衿沢世衣子


ビッグコミックスピリッツ 2017年 10/16 号 [雑誌]
 仮面ライダーWのふたりが表紙だったために思わず。読了日:10月03日


坂道のアポロン コミック 1-9巻 セット (フラワーコミックス)

坂道のアポロン コミック 1-9巻 セット (フラワーコミックス)

 坂道のアポロン ジャズの使い方と友人関係、つまり青春の描き方がよかった。

 先生の白い嘘 これも、解呪についての物語だった。

第3回まつもと一箱古本市に参加した。

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 第3回まつもと一箱古本市に、やつはみ喫茶読書会として参加してきました~。未明まで雨が降り続き、これはもしかして室内になるかなと思っていたのですが、朝の段階で止んだので外でやることができました。よかったよかった。暑すぎず寒すぎず風もない、箱主的には最良の天候でしたね。ただスタッフ兼箱主という立場だったので、周囲に目を配りながらバタバタとして正直そんなに自分の箱に集中できなかったのが残念でした。でもけっこうな頻度で友人知人が訪ねてきてくれたり、数年ぶりにお会いした方など、話が盛り上がったのがよかったです。ただ知人友人との会話が盛り上がりすぎたことと早起きの影響もあって、お客さんとの会話する精神的なリソースが残っていなくて、あんまり本が売れなかったのが残念でした。こういう場では、本の価値そのものよりも、箱主とお客さんとの会話という体験によって本の値段が決まる、というか売れるのだなと改めて思ったのでした。でも、交流会でも新しい方との出会いもありましたし、総じてとても楽しい1日でした。
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 ほんとはこれ以上を本を増やす気はなかったのですが、思わず購入した1冊は金子國義の装丁装画もすばらしい津原泰水の『ピカルディの薔薇』と、友人に押し売られた公式グッズのバッグとブックカバーです。後者は素材もよくて使い倒したくなる感じですね。

ピカルディの薔薇

ピカルディの薔薇

9月の読書のまとめ

読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1428ページ

十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)

十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)

十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)
 いやー驚いた驚いた。卑近な感想ではあるがそれだけで本格ミステリを読んだ快感を得られたようで元は取ったなと思ったのでした。ただ正直に言えばキャラと名前が一致する前にバタバタと死なれてしまってヤバイ追いつけないぞ焦ったのはここだけの秘密だ。読了日:09月19日 著者:綾辻行人
巨神計画〈下〉 (創元SF文庫)

巨神計画〈下〉 (創元SF文庫)

■巨神計画〈下〉 (創元SF文庫)
 気がつくとスーパーロボットがどったんばったんする、というよりもあくまで完成した「彼女」をめぐる国家謀略と、キャラの関係性に注力した展開に終始しして、それはそれ上巻で充分キャラ付けされているので楽しめたわけですが、ちょっと予想外だったと思い、いやいやそういえば3部作の1作目なのだからまずそこを見せるよなとも納得した。「彼女」に関しては今後におあずけかな。しかしこれ、続刊出た頃に読み直さきゃいけないやつだ。なお一番好きなキャラはインタビュアーだった。読了日:09月11日 著者:シルヴァン・ヌーヴェル
巨神計画〈上〉 (創元SF文庫)

巨神計画〈上〉 (創元SF文庫)

■巨神計画〈上〉 (創元SF文庫)
 オーバーテクノロジーでつくられた「手」の発見から始まり世界中からパーツを集めて「彼女」を組み立てるプロジェクトもの。インタビューや報告書形式で記述されるのでぐいぐい読ませる。頭のいい人たちや苛烈な人のキャラがたってて、差し込まれるエピソードがどれも飽きさせないのが読みやすさにつながってるなと思った。ちゃんとポリティカル・フィクションの要素があるのもいい。読了日:09月11日 著者:シルヴァン・ヌーヴェル
四人制姉妹百合物帳 (星海社文庫)

四人制姉妹百合物帳 (星海社文庫)

■四人制姉妹百合物帳 (星海社文庫)
 石川博品のスキが詰まった1冊。まさか「つるつる」のネタがここまでストーリーの最後までかかわってくるとは思わなかったw 特によかったのが怒涛の勢いでもりあがっていく文化祭の「毛無」。本領発揮感があってほんとさすがだなぁと。ちゃんと青春の一コマを切り取った傑作ドタバタ百合小説だった。読了日:09月02日 著者:石川博品