すべてはゼロから始めるために

小説家志望の雑記です。

やつはみ喫茶読書会五十七冊目『折りたたみ北京』

折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ 5036)

 やつはみ喫茶読書会五十七冊目『折りたたみ北京』@半杓亭

  • 日時:2019/08/31(土)開始16:00 終了18:00
  • 課題図書:ケン・リュウ編『折りたたみ北京』新☆ハヤカワ・SF・シリーズ
  • 作品内容:北京、異形の都市。この街は貧富の差により三層のスペースに分割され、24時間ごとに世界が回転・交替し、建物は空間に折りたたまれていく。緻密にして巨大なルービックキューブ型都市の社会と文化に翻弄される男の冒険を描いた郝景芳(ハオ・ジンファン)による表題作、秦の始皇帝指揮下3百万の軍隊を用いた脅威の人間計算機の顛末が語られる劉慈欣(リウ・ツーシン)「円」(ヒューゴー賞受賞作『三体』抜粋)、遺伝子改造鼠を倒すべく歩を進める隊列の闇を描いた陳楸帆(チェン・チウファン)「鼠年」など、7人の作家の13作品を、短篇の名手ケン・リュウが精選し英訳。いま最注目の中国SF、その最前線を奔る作家たちが満を持して放つアンソロジー
  • 場所:半杓亭
  • 参加費:お茶おやつ代1000円(この会でしか食べられない、おいしいおやつがでますよ〜)
  • スケジュール:読書会16:00-18:00 二次会18:30-20:00
  • 定員:12名。要予約。開催の1週間前までにご連絡ください。定員に達した場合も告知いたします。またキャンセルされる場合はなるべく早めにご連絡ください。当日キャンセルをされる場合はキャンセル料をいただきます。あらかじめご了承ください。
  • 予約先:初めて参加されるかたは、yatsuhamicafe.reading(at)gmail.comに1.お名前と2.ご連絡先、3.過去に読書会に参加したことがあるか、4.アルコールの出る二次会の出欠を記載の上、ご連絡ください。※2、3日経ってもメールの返信がない場合はお手数ですが迷惑メールフォルダをチェックされるか、こちらの記事にメールした旨のコメントを書き込みください。
  • Twitterhttps://twitter.com/yatsuhamibook
  • 今回も翻訳ミステリー大賞シンジケートさんにて告知の後援を頂いております。ありがとうございます。

honyakumystery.jp

7月の読書のまとめ

読んだ本の数:6冊


スキップとローファー(2) (アフタヌーンコミックス)
■スキップとローファー(2) (アフタヌーンKC)
 あーもう、最高です! 読了日:07月23日 著者:高松美咲



剣樹抄
■剣樹抄
 プルーフで。大江戸諜報もの、というよりは「オール讀物」にある少し推理要素のある時代小説か。歴史トリビアをはさみながら水戸光圀を始め、キャラの立った異能者を出てきておもしろかった。ただ正直に言えば……冲方丁のもつ骨太なテーマ性が抑え気味だったので、物足りなさも感じた。読了日:07月22日 著者:冲方丁


藝術2.0
■藝術2.0
 ABDによる読書。けっきょくさわりを読んだ気になるという感じなのでちゃんと読まなきゃなと思った。この本自体は理論編でしかないので、実践編が待たれる。読了日:07月21日 著者:熊倉敬聡


流浪の月
■流浪の月
 プルーフで。既存の関係性に押し込められない、強い絆の物語だった。よかった。読了日:07月19日 著者:凪良ゆう


三体
■三体
 がっつりとSF小説を読んだな!と感慨深くなった。文革SETIVRゲーム、異星の惑星物理学、秘密結社、ケレン味あるストーリー展開と科学的な謎解き、といろいろな要素から語れそうな作品だった。人類への絶望感と、そこからの反抗が今後2作への期待度をもあげているのかなと思った。続きも楽しみ。読了日:07月14日 著者:劉慈欣



ヴィンランド・サガ(22) (アフタヌーンKC)
ヴィンランド・サガ(22) (アフタヌーンKC)
 さすがの展開だなとほんとうに一気に読んでしまうのが毎回もったいなさすら感じる。読了日:07月04日 著者:幸村誠


 その他、まとめ買い系を下記にて。
異世界おじさん 2 (MFC)
異世界おじさん 1 (MFC)
[まとめ買い] 素敵な彼氏
地獄楽 6 (ジャンプコミックスDIGITAL)
地獄楽 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)
地獄楽 5 (ジャンプコミックスDIGITAL)
地獄楽 2 (ジャンプコミックスDIGITAL)
地獄楽 3 (ジャンプコミックスDIGITAL)
地獄楽 4 (ジャンプコミックスDIGITAL)
マイガール

精霊使いと軌道猟兵(トニトルス)エピローグ&完結

kakuyomu.jp


『精霊使いと軌道猟兵』エピローグの更新にともない、完結しました。
 ここまで来るのにかなり時間がかかってしまいましたが、どうにか終わりを迎えることができてほっとしています。楽しんでいただけたでしょうか。蛇足なエピローグであると罵倒されないことを祈るばかりです。当初は仕事のストレスから人間関係を破壊しないために書き始めた短篇だったのですが、書いているとけっきょく書くこととそのものが大変になっているという、いつものやつでした。まぁでも書けることだけを書くつもりがだんだんと飛躍していくのも、やっぱり楽しかったですね。
 なお、本作は友人たちとつくる文章系同人誌へと加筆修正して収録予定です。即売会で頒布の予定もあるのでそちらもはっきりしたら宣伝していきたいと思います。


 さて次回作はペンディング(言いたいだけ)していた長篇SFを再開しようかと思っていたのですが、後輩・寺島くんと話していたら新ジャンルに目覚めてしまったので、次はそれになると思います。テーマはひと昔前のMF文庫Jっぽいラブコメで現代ファンタジーです。よろしくお願いします。


 と、ここまではカクヨムの近況ノートに書いたところですが、ここではもう少し。本作はキャラ設定の段階でかなり保守的な主人公を考えていたのですが、『天気の子』を視聴後、そのメッセージにうたれてしまった川口は、ラストで思わず同じセリフを言わせてしまいそうになり四苦八苦して、結果的には似たような感じに――オープンエンドになっております。ただそうしたことによって『精霊使いと軌道猟兵』が開いた終わり方になったのはとてもよいことだったなと、いまにして思っています。ありがとう、新海誠(なんだこれ)。