10月の読書のまとめ

読んだ本の数：9冊

ソラリス (ハヤカワ文庫SF)

■ソラリス (ハヤカワ文庫ＳＦ)
　読書会用。古典ＳＦにしてファーストコンタクトもの。わかりあえないこととどう向き合っていくのか。科学的な姿勢とはなんなのか、よく考えさせられる。ソラリス惑星学のところをもう少し楽しめる心の余裕が欲しかった。読了日:10月31日 著者:スタニスワフ・レム

となりのロボット

■となりのロボット
　傑作ロボットSF。相手のすべてを知りたくなるという欲求が、まさにヒューマニティ〜〜〜と切なくなった。切なくなるのはこちらの感情の勝手なのにね。その意味でしっかりアナログハックされました。読了日:10月18日 著者:西ＵＫＯ

小説　天気の子

■小説 天気の子 (角川文庫)
　映画は3回見ているのでだいたいの流れはソラでも言える訳で目新しさよりも差異にどうしても着目してしまって、そういう細かいところに注意して読んでいたら読了に半年ぐらいかかってしまった。メディアの違いによってオミットされていた部分がわかってよかったし、『ほしのこえ』からのファンとしてはあとがきの創作への所信表明もとてもまっとうでぐっと来てしまう（そこか。あとこう言うと失礼だけど、ちゃんと読める小説になっててすごいなとも（でもまあ小説作品としては4作目なのだよな。読了日:10月16日 著者:新海誠

エルフと狩猟士のアイテム工房 コミック 1-4巻セット [コミック] 葵梅太郎

■エルフと狩猟士のアイテム工房 1〜4巻 (デジタル版ガンガンコミックス)
読了日:10月15日 著者:葵梅太郎

妖怪ＰＡＲＡＤＥ　ぴよＦａｔｅ／Ｇｒａｎｄ　Ｏｒｄｅｒ作品集 (星海社コミックス)

■妖怪PARADE ぴよFate/Grand Order作品集 (星海社COMICS)
読了日:10月13日 著者:ぴよ

ブランチライン（１）【電子限定特典付】 (FEEL COMICS swing)

■ブランチライン（１）【電子限定特典付】 (FEEL COMICS swing)
読了日:10月12日 著者:池辺葵

9月の読書のまとめ

読んだ本の数：12冊

五色の殺人者

■五色の殺人者
　プルーフで。鮎川哲也賞受賞作。読了日:09月22日 著者:千田理緒

ながたんと青と－いちかの料理帖－（５） (Ｋｉｓｓコミックス)

■ながたんと青と-いちかの料理帖-(5) (KC KISS) 読了日:09月13日 著者:磯谷友紀

100万の命の上に俺は立っている コミック 1-10巻セット

■100万の命の上に俺は立っている（1）〜(10) (講談社コミックス)
　寡聞にして、デスゲームものと思っていたのですが、死に戻り異世界転移ものでクエスト達成にいろいろな条件をもたせることで単純なバトルに終わらせないところが読んでておもしろかったです。読了日:09月10〜11日 著者:奈央晃徳

　あとは26〜28日に『ワールドトリガー』を久々に読み直して週刊連載でこういう長編的な伏線の張り方できるのはやっぱりさすがだなあと思ったのでした。

ワールドトリガー コミック 1-22巻セット

8月の読書のまとめ

読んだ本の数：10冊

歪み真珠 (ちくま文庫)

■歪み真珠 (ちくま文庫)
　読書会用。どれも絢爛でよかったが、「美神の通過」のマジックリアリズムにあるドタバタ感、「向日性について」の絵画性が特によかったか。読了日:08月29日 著者:山尾悠子

スキップとローファー（４） (アフタヌーンコミックス)

■スキップとローファー(4) (アフタヌーンKC)
　よかった〜。ここまで収録されててよかった〜。読了日:08月22日 著者:高松美咲

君は放課後インソムニア（４） (ビッグコミックス)

君は放課後インソムニア（３） (ビッグコミックス)

■君は放課後インソムニア (3)(4) (BIG SPIRITS COMICS)
　徐々に距離が近づき、近づくと同時に相手のことが見えてくる。この地道な距離の変化を描き出すのがさすがか。読了日:08月11日 著者:オジロマコト

違国日記（６）【電子限定特典付】 (FEEL COMICS swing)

■違国日記 6 (フィールコミックス FCswing)
　朝の「わかんない！」がえみりに向いてくれるなよ〜といまからハラハラしている。読了日:08月06日 著者:ヤマシタトモコ

黄色い夜

■黄色い夜
　宮内悠介のギャンブラー小説。構造と設定と、乾いた舞台と相反するようなカジノの快適さと、それがバベルという言葉にまとめ上げられて「黄色い夜」が何もかも包み込む、そんなふうに読んだ。読了日:08月04日 著者:宮内悠介

[まとめ買い] アレンとドラン

■アレンとドラン(1)〜(4) (KC KISS)
　1巻に出てくる、おっさんがまさに自分の人生の行く末みたいなものを見せつけられて久々に呪いをかけられた思いでした。いや、マンガ自体はおもしろいんすよ！ 読了日:08月04日 著者:麻生みこと