ブックスエコーロケーション

「SFとボクらの場所」をテーマにした本屋のブログです。実店舗はありません。開業準備中。

【更新】やつはみ喫茶読書会六十冊目『2010年代SF傑作選2』

2010年代SF傑作選2 (ハヤカワ文庫JA)

2010年代SF傑作選2 (ハヤカワ文庫JA)

  • 発売日: 2020/02/06
  • メディア: 文庫

 やつはみ喫茶読書会六十冊目『2010年代SF傑作選2』@半杓亭

  • 変更点:オンラインで読書会をやります! 日時は同様に行いますので、予約をしていただいた方へSkypeのIDをお知らせします。改めてご検討ください。
  • 日時:2020/04/25(土)開始16:00 終了18:00
  • 課題図書:大森望・伴名練選『2010年代SF傑作選2』ハヤカワ文庫JA*1
  • 作品内容:ハヤカワSFコンテストと創元SF短編賞という2つの新人賞が創設された2010年代。ジャンル外の文学賞でも評価される宮内悠介、高山羽根子、小川哲をはじめ、酉島伝法、柴田勝家、倉田タカシなど両賞から輩出された数多くの才能、電子書籍やウェブ小説出身の藤井太洋、三方行成、そして他ジャンルからデビューの野﨑まど、小田雅久仁――日本SFの未来を担う10作家を収録する、2010年代ベストSFアンソロジー第2弾。
  • 読書会:事前に課題図書を読了しておき、当日、この日のためだけに用意されたおいしいおやつを食べながら、課題図書についておしゃべりする会です。
  • 場所:半杓亭
  • 参加費:お茶おやつ代1000円
  • スケジュール:読書会16:00-18:00 二次会18:30-20:00
  • 定員:12名。要予約。開催の1週間前までにご連絡ください。定員に達した場合も告知いたします。またキャンセルされる場合はなるべく早めにご連絡ください。当日キャンセルをされる場合はキャンセル料をいただきます。あらかじめご了承ください。
  • 予約先:初めて参加されるかたは、yatsuhamicafe.reading(at)gmail.comに1.お名前と2.ご連絡先、3.過去に読書会に参加したことがあるか、4.アルコールの出る二次会の出欠を記載の上、ご連絡ください。※2、3日経ってもメールの返信がない場合はお手数ですが迷惑メールフォルダをチェックされるか、こちらの記事にメールした旨のコメントを書き込みください。
  • Twitterhttps://twitter.com/yatsuhamibook

2010年代SF傑作選1 (ハヤカワ文庫JA)

2010年代SF傑作選1 (ハヤカワ文庫JA)

  • 発売日: 2020/02/06
  • メディア: 文庫
 本日、オンラインでのやつはみ喫茶読書会六十冊目『2010年代SF傑作選2』はでした〜。
 2時間予定のところ約3時間と長丁場のお付き合いになりました。ありがとうございました。
 いろいろ改善点がありましたが次回に活かしていきたいと思います。
 その次回は6月末を予定しております。告知をお待ち下さいませ〜。
改善点
・短編集よりも長編。
・時間管理をしっかりやる。
・話す順番に気をつける。
・飲み物とかおやつは率先して食べないとみんな食べづらい。
・資料はそばに置いておく。
・顔出しするならひげをそっておく。
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*1:1ではなく2で行います。お気をつけください。

【延期】その場読書会 in しましま本店 本と電車と春の筑摩野Ⅱ

 しましま本店が延期になったことにともない、その場読書会も延期になりました。詳細は下記リンク先よりご確認ください。
 
4040hon10.jimdofree.com

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 その場読書会 in しましま本店 本と電車と春の筑摩野Ⅱ

  • 企画運営:やつはみ喫茶読書会
  • 日時:2020/04/12(日)11:30 〜12:30
  • その場読書会:読書会とは、参加者で共通の作品を読んでおき、感想をおしゃべりする会のことです。ふだんのやつはみ喫茶読書会とは趣向を変え、今回その場読書会では当日その場で、短篇小説を配布します。10~20分かけて読書してのち、読書会を行います。いったいどんな小説が配られるのか、ご期待ください。
  • 場所:しましま本店 本と電車と春の筑摩野Ⅱ アルピコ交通上高地線新島々駅1番線
  • 参加費:無料(ただし別途 しましま本店「線路の上のブックマーケット」入場料が必要です。下記画像参照のこと)
  • 定員:6名。予約可。当日の飛び入り参加も受け付けます。
  • 予約先:初めて参加されるかたは、yatsuhamicafe.reading(at)gmail.comに1.お名前と2.ご連絡先、3.過去に読書会に参加したことがあるか、を記載の上、ご連絡ください。※2、3日経ってもメールの返信がない場合はお手数ですが迷惑メールフォルダをチェックされるか、こちらの記事にメールした旨のコメントを書き込みください。
  • しましま本店 - 4040hon10 ページ!

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『本の雑誌増刊 本屋大賞2020』

本屋大賞2020 (本の雑誌増刊)

本屋大賞2020 (本の雑誌増刊)

  • 発売日: 2020/04/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 ご恵投いただきました。
 今回も3冊、一次で投票しました。内訳は凪良ゆう『流浪の月』、伴名練『なめらかな世界と、その敵』、宮内悠介『遠い他国でひょんと死ぬるや』でした。運がよければ本誌にて推薦コメントが使ってもらえるのですが、今回は『遠い他国でひょんと死ぬるや』のコメントが使われていました。以下、こちらにて公開します。
遠い他国でひょんと死ぬるや

遠い他国でひょんと死ぬるや

  • 作者:宮内悠介
  • 発売日: 2019/09/11
  • メディア: 単行本

 ただただ圧巻の読書体験だった。戦地に消えた戦争詩人・竹内浩三の第3のノートをめぐる、先の読めないストーリーと魅力的なキャラクターがページをめくることをやめさせてくれなかった。何が正しいのかわからないなか、自分と切り離されてしまった歴史を知ることで、それでも手探りしながら生きていこうとする主人公の姿に、強く胸を打たれた1冊。いま読まれるべき戦争文学だった。

 というか最近のAmazonの書影って帯とかすぐに反映されたり、本屋大賞受賞とかがタイトルに入ったりするんですね。『遠い他国で〜』は芸術選奨新人賞受賞帯にかわってますね。