ブックスエコーロケーション

「SFとボクらの場所」をテーマにした本屋のブログです。実店舗はありません。開業準備中。

2月のまとめ『さよなら紛争』など

読んだ本の数:8冊
読んだページ数:1369ページ

■BLUE GIANT 5 (ビッグコミックススペシャル)
 表紙のデザインがすごくかっこいい。ライブのポスターみたいになってるのな。からのトリオ結成。雪祈がオタク気質の論理派にたいして大は感情優先という対比がここからどう描かれるのかすごく気になるね。あとはライブをやってほしいものだ。やはり初ライブはテイクツーなのかな。読了日:2月27日 著者:石塚真一


アフターダーク (講談社文庫)

アフターダーク (講談社文庫)

アフターダーク (講談社文庫)
 交換会でのいただきもの。明確な解決を期待していたので、ちょっと肩透かし感があった。姉のパートの具体的なのに抽象度の高さがどうにも。ただ一方で妹とジャズマンの会話パートはどこもすばらしかった。記憶は燃料かぁ。読了日:2月26日 著者:村上春樹


腐女子っス! (7) (シルフコミックス)
 最終巻!番外編まで含め、いやー堪能した。にしても後輩男子ふたりにフォーカスしてちゃんとめぐみとの違いを描くことで、ものづくりについてのバリエーションも書き切った感もあって唸ったッス。読了日:2月26日 著者:御徒町鳩


■デストロ246 5 (サンデーGXコミックス)
 ベニベニの変装に一瞬ひやっとして、ああってなったので、やはり女の子は生き残るのな。読了日:2月19日 著者:高橋慶太郎


週刊文春ミステリーベスト10 2014【文春e-Books】
 文春ミステリーベスト10の2014年版。Kindleの無料配信で概観できるというのは嬉しい。読了日:2月17日


乙嫁語り 7巻 (ビームコミックス)
 長い連載の中で絵柄を意図的に変えて、それでもちゃんと読ませられる。どこまで行くのか森薫。読了日:2月16日 著者:森薫


戦国妖狐 14 (BLADE COMICS)

戦国妖狐 14 (BLADE COMICS)

戦国妖狐 14 (BLADE COMICS)
 表紙、言われるまで気がつかなかったけど確かにおっさんだw こんだけバトルバトルなのに随所にちゃんと風祭家の話を挿入できていて、彼の子孫の話を知っている身としては泣けてしかなたない。読了日:2月10日 著者:水上悟志


さよなら紛争 (14歳の世渡り術)

さよなら紛争 (14歳の世渡り術)

■さよなら紛争 (14歳の世渡り術)
 著者の伊勢崎賢治国連から依頼された紛争解決請負人としてシエラレオネ東ティモールアフガニスタンDDRを行い、平和をクリエイトしてきた実務家だ。現代の戦争のスタイルである紛争と現実、その解決までの道のり、国連の限界、平和を獲得する新しい方法の提示が中高生にもわかりやすい文章と問題を投げかける視点で書かれている(そういうレーベルなので)。平和を知っている日本人だからこそできること、ひいては帯の惹句にある「『平和』をもっと広告しなければ、戦争は終わらない」につながっていく。読めてよかった。読了日:2月7日 著者:伊勢崎賢治