読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1037ページ
あれ、けっこう読めてると思ったけど、コミックのおかげでした。いや同時並行で3冊ぐらい活字本を読んではいるので読み終わる時はばばばと登録できそうではあるのですが(今月買った本は読めてないわけですけれども)。白水Uブックスばっかり塩漬けにしておくのもほんとどうなのかと。
- 作者: 宮内悠介
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2014/04/12
- メディア: 文庫
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読書会用。端的に言って選択するタイトルを間違えた。好きな小説を挙げるのは完全に悪手だ。でも読めてよかった。盤上遊戯に託された抽象で世界すら塗り替えられる孤高が、宮内悠介の類稀なき伝記作家としての透徹した視点を通して描かれる。ただそれだけにも関わらず本当にすばらしい。特によかったのが「原爆の局」だ。畳みかける散文詩パートもいいし、本書の総決算としてもすばらしい。/冲方丁の解説もすごくいい。ここまで読んできた読者の気持ちをとても丁寧に、熱く掬い上げる解説になっていてこれはうれしいだろうなぁと思った。読了日:5月24日 著者:宮内悠介
- 作者: 中村哲也
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/エンターブレイン
- 発売日: 2014/05/15
- メディア: コミック
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Fellows→ハルタと連載を追いかけていたので祝・単行本化。背景の説明がいまのところ排されているけれどあまり気にならないのは、作品の目的がおそらくキャラクターの交流にあるからだろうな。喋る武器とその合体装備はやっぱり熱いな。読了日:5月17日 著者:中村哲也
■STEINS;GATE 閉時曲線のエピグラフ(2) (ファミ通クリアコミックス)
Amadeusの紅莉栖と会話するシーンで、あーやっぱりこいつらと同じ時間を過ごせたっていう実感あるなぁって強く思った。あとhukeの絵だとすごく暗躍してそうな比屋定真帆が、なんだかすっごくいい人で実際読んでみないとわかんないんだなぁって。大人びたオカリンがよかったので作画の人が変わるのはすごく残念だけれど、続きに期待したい。つか出るんだよね? 読了日:5月15日 著者:吉田糺
→STEINS;GATE 永劫回帰のパンドラ| ファミ通コミッククリア 続きはこちらで連載されるとのこと。でも吉田さんのほうが好きだったのでやっぱり残念だ。
- 作者: 西炯子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2014/05/09
- メディア: コミック
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ふああ、まさかこうなるとは。でもこういう考え方に辿り着くまでは長かったし、途中すごくもやもやしたことを考えれば、確かにすごいマンガだと思うんだよなぁ。あとはラストまで一直線、なのか?もう一波乱あってもおかしくはないけれども! 読了日:5月9日 著者:西炯子
- 作者: 筒井康隆
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1992/03/16
- メディア: 新書
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いやーおもしろかった(笑)。大学という権力機構と、文学の批評理論が同時に学べる稀有な一冊。でも学生時代に読まなくてよかったとも思うなぁ。きっといまだから権威を茶化すっていう構造が受け入れられるところがあると思うし。あと自分の小説の書き方がプロップの物語学から構造主義→ポスト構造主義の完全な影響下にあると改めて理解できたように思う。まぁつまり学生時代に読んだ大塚英志と東浩紀の影響ってことだけど。工学的に小説を構築するってのは、つまりある一定のラインまでは誰にでもできることであるわけだしね。読了日:5月6日 著者:筒井康隆
- 作者: GA Graphic
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2014/03/28
- メディア: 大型本
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掲載されたコンテとOPを改めて比べてみると確かに色々こめられた内容に気がつくことができる。情報量が多いんだなぁって。判型が大きいとこういうときよくわかっていいですね。あと監督インタビューのライフヒストリーも日本のアニメの歴史っぽさがあって良いですね。読了日:5月5日 著者:GAGraphic