http://www.hayakawa-online.co.jp/news/detail_news.php?news_id=00000742
当初はこんな業の深い遊びに参加する余裕があるんだったら少しでも自分の小説を書いた方がいいんじゃないのかと思っていたのですが、
@huyukiitoichi @KA3UKA 割り込みすみません、全部同点も可、5つ埋まらない部門があってもOK、投票しない部門があるのもOKだそうですので、ぜひ投票してください。
2014-03-22 19:43:43 via web to @huyukiitoichi
と、山岸真さんに言われてしまえば、やらないわけにはいきません。というわけで早速メールにて投票しました。以下そのライナップを公開しますねー。
1、国内長篇ベスト5
1:津原泰水『バレエ・メカニック』
2:伊藤計劃『ハーモニー』
3:宮内悠介『ヨハネスブルグの天使たち』
4:長谷敏司『BEATLESS』
5:結城充考『躯体上の翼』
印象に残るからか最近のばっかですねー。
2、国内短篇ベスト5
1:津原泰水「五色の舟」
2:飛浩隆「ラギッド・ガール」
3:伊藤計劃「From the Nothing, with Love」
4:円城塔「バナナ剥きには最適の日々」
5:秋山瑞人「おれはミサイル」
そして、図らずとも津原泰水が短篇長篇とも1番に。
3、国内作家ベスト5
短篇長篇にひとつも挙げませんでしたが、いっぱい読み過ぎて実はどれにするか決められなかった神林長平が1番に。
4、海外長篇ベスト5
1:ジョン・クロウリー『エンジン・サマー』
2:マイクル・コーニィ『ハローサマー、グッドバイ』
3:アンナ・カヴァン『氷』
4:ヴィクトル・ペレーヴィン『宇宙飛行士オモン・ラー』
5:フィリップ・K・ディック『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』
国内はまだしも海外SFの流れは全然追えていないのでこんな並びに。
5、海外短篇ベスト5
1:ティム・プラット「見果てぬ夢」
2:ピーター・ワッツ「天使」
3:グレッグ・イーガン「クリスタルの夜」
4:テッド・チャン「ソフトウェア・オブジェクトのライフサイクル」
5:フィリップ・K・ディック「吊るされたよそ者」
やはり一番はティム・プラットのこの短篇でw 数を読んでいないから自分の中でまばゆい光を放ったやつだけをずっと憶えてられるわけですw
6、海外作家ベスト5
1:グレッグ・イーガン
2:フィリップ・K・ディック
3:テッド・チャン
4:レイ・ブラッドベリ
5:J・G・バラード
実は最後のひとりだけ埋まらなくてすごく悩んで決めました。
まとめ
読書メーターを遡ってみて、国内はまだしもやっぱり海外SFは全然読めてないんだなぁと思いました。あとやっぱり科学に重きを置いたSFよりも文学にふってある小説が好きなのだなぁと思いました。まぁ社会科学の人間だったからというのもあるのかもしれませんが。はい、とりまこんな感じでよろしいでしょうか、id:huyukiitoichi さん!
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