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すべてはゼロから始めるために

小説家志望の雑記です。

1月のまとめ

読んだ本の数:12冊
読んだページ数:2689ページ

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■INSIDE BEATLESS
BEATLESS』ファン必携の同人誌っていうか公式ガイドブック。読了日:1月31日 著者:長谷敏司


ガッチャマンクラウズアニメーションノート

ガッチャマンクラウズアニメーションノート

ガッチャマンクラウズアニメーションノート
 各話解説にキャスト、スタッフへのインタビューなど盛りだくさんの公式ガイドブック。ファン必携です。読了日:1月31日


■戦略拠点32098 楽園 (角川スニーカー文庫)
 Kindleで。おのれが歯車であり、ただの誤差であるということを、強く教えてくれる物語だ。なのにどうしてか、ヴァロワとガダルバの不格好な殴り合い、それにじわじわとやられて抗しきれずに涙してしまった。長谷敏司のデビュー作にして、そうだ、これはおれのために書かれた小説だ。読了日:1月30日 著者:長谷敏司


暗闇の中で子供 (講談社ノベルス)

暗闇の中で子供 (講談社ノベルス)

■暗闇の中で子供 (講談社ノベルス)
 奈津川家サーガの続編。三文ミステリ作家・愛媛川十三こと奈津川三郎を主人公にすえ、思考の放棄、選択の間違い、嘘でしか伝えられない真実というモチーフをペラい日本語を逆手に取った文圧でもってめったやたらに叩きつけてくる怪作。矛盾や瑕疵、明かされない謎と信用ならない語り手などから探偵小説から離脱しようともがいている感じがとてもよく伝わってくる。にしてもこれが01年の本とはなぁ。そんなに前になるのか。読了日:1月28日 著者:舞城王太郎


宝石の国(2) (アフタヌーンKC)

宝石の国(2) (アフタヌーンKC)

宝石の国(2) (アフタヌーンKC)
 今回で各種族が「魂・肉・骨」から緩やかに分化したポストヒューマンであることが明らかになり、ますます「25時のバカンス」との関連性が強くなったように思う。そして新しい力を得たフォスの活躍はシンシャとの関係にどのような影響を与えるのか、楽しみだ。読了日:1月23日 著者:市川春子


■みずは無間 (ハヤカワSFシリーズ―Jコレクション)
 読書会用に再読。読み直した時期が近すぎたせいかなかなか読み進められなかった。
読了日:1月18日 著者:六冬和生


町でうわさの天狗の子 12 原画集付き限定版 (小学館プラス・アンコミックスシリーズ)
 感動のフィナーレ。天狗道に堕ちてから展開が待ってましたと言わんばかり。それにしても、あの瞬臣坊は助けだされた次郎坊の100年後の姿ということでいいんだよなきっと。原画集も、いい色ですごくほっこりしますわ。あー、ともあれ、岩本先生お疲れ様でした〜。読了日:1月15日 著者:岩本ナオ


乙嫁語り 6巻 (ビームコミックス)
 もしかしたら森薫の戦闘シーンは初めて読むのかな。しかしここまで益のない戦争もあるとはなぁ。イスラム教圏のはずだけれど、それよりも遊牧民的な文化のほうが重視されている時代なのかなぁ、19世紀後半の中央アジアって。森さんあれでしょ、あとがきでわかったけど空自にハマってるでしょ! 読了日:1月14日 著者:森薫


パーマー・エルドリッチの三つの聖痕

パーマー・エルドリッチの三つの聖痕

■パーマー・エルドリッチの三つの聖痕
 Kindleで。抜け出せないバッドトリップ、過去と向き合いすぎることの危険、宗教に頼り切らないという信念。とても教訓的な物語運びに少し違和感を覚える。パーマー・エルドリッチの設定は現代でも充分通用する仮構だと思った。読了日:1月10日 著者:フィリップ・K・ディック


E.G.コンバット〈3rd〉 (電撃文庫)

E.G.コンバット〈3rd〉 (電撃文庫)

E.G.コンバット〈3rd〉 (電撃文庫)
 ふと手に取り一気読み。カデナが不憫すぎて泣けてくる。戦闘シーンの意外な少なさに気がついた。そこがなんか戦場っぽさもあるんだよな。戦闘以外の部分の緻密さというか。読了日:1月8日 著者:秋山瑞人


ガラスの街 (新潮文庫)

ガラスの街 (新潮文庫)

■ガラスの街 (新潮文庫)
 ポール・オースターのニューヨーク三部作が第一作。探偵ポール・オースター宛の間違い電話に出てしまった探偵小説作家ダニエル・クイン(ウィリアム・ウィルソン)は真の言語を追い求める宗教学者ピーター・スティルソンを追跡するよう、その息子ピーター・スティルソンから依頼される。作中作のおかげでどんだけ入れ子になってんだよと悲鳴をあげそうになるも、叙情豊かなニューヨークという街に魅せられて読み切っていた。にしても己の実存についてここまで描けるものなんだなあ。読了日:1月3日 著者:ポール・オースター


渚にて【新版】 人類最後の日 (創元SF文庫)

渚にて【新版】 人類最後の日 (創元SF文庫)

渚にて【新版】 人類最後の日 (創元SF文庫)
 1960年代の核戦争後のオーストラリアを舞台に描かれる終末SF。終末の世界を描き切ってあるとは思うけど、もう一捻り、SF的な切り返しが欲しかった。状況を解決するのではなく、いかに状況を受け入れていくのかという話なのだと言われればそれまでだけど。09年の新訳復刊当時は小松左京の帯の惹句を鼻で笑っていたけど、いやはや洒落にならなくなるとはなあと。読了日:1月2日 著者:ネヴィル・シュート