ドーモ、ガッチャマンクラウズ溶接マン=KASUKAです。
今期イチオシアニメのガッチャマンクラウズが実写映画の公開を記念して日テレオンデマンドにて8月24日から8月31日まで最新7話まで一挙無料配信とのことです。
【配信情報・再】8月24日は映画ガッチャマンの公開日ですよー。クラウズでは劇場公開を記念して、1話から7話を、今週の第7話のオンエア後に一挙無料配信をいたしますよー。8月31日までの限定公開となっておりますので、今日のうちからお友達や上司にも是非リコメンドくださいませ。#クラウズ
2013-08-22 19:31:17 via web
【配信情報・訂正版】たくさん誤解を招いてしまい, 申し訳ありません…。まとめますと、#1〜#7は8/24〜8/31まで無料配信、#8は9/5〜9/6に無料配信です。(以降の話数も同様に放送翌週の木曜金曜に無料配信いたします。)#クラウズ #GATCHAMANCrowds
2013-08-22 20:49:58 via web
ガッチャマンクラウズ | 日テレオンデマンド
というわけで上記サイトにて会員登録することで観られますので、ぜひこの機会に観てみて下さい。本当におもしろいですよ! 以下は蛇足ですがおれが盛り上がっていることを説明しようと思います。
あらすじ:異星人犯罪者を秘密裏に駆除する特殊部隊・ガッチャマン。その存在はフィクションとして、市民からは実在を否定されていた。2015年初夏。日常に物足りなさを感じていた女子高生、一ノ瀬はじめは、突如目の前に現れたJ・J・ロビンソンより謎の手帳『NOTE』を授かり、フィクションであるはずの戦士・ガッチャマンとなる使命を受ける。予感を頼りに学校を飛び出したはじめは、そこでガッチャマンとして戦う・橘清音と出会い、フィクションが現実であった事を知る。立川「CAGE」所属のGメンバーとして迎えられたはじめは、持ち前の自由奔放さでメンバーに新風を呼び込んでゆくのであった。――ガッチャマン クラウズ - Wikipedia
過去のアニメからは設定が一新されています。まず絵面のポップさに惹かれて観始めたのですが、驚いたことに現代SFの中でも特におれの好きな要素がヒーローものとうまく溶け合っていて、すごいすごいと興奮しました。古いツイートを引っ張ってくると、
世界の多様性をSNSで担保した先にある世界を描こうとしているのではないか。それが「世界をアップデートさせるのはヒーローじゃない。僕らだ。」に通じ、そんな世界でヒーローをどう描くのか、ということにつながっていくのかな、と。>ガッチャマンクラウズ
そういう意味では非常に現在と地続きになった世界を描こうとしていて、それをガッチャマンというすでに人口に膾炙されたヒーローで描き直そうとするあたりが意欲的だと思うわけですよ。というか80年代アメコミヒーロー→00年代アメコミ映画→平成ライダーの流れが如実に感じられるなぁと。
でも絵面が非常にポップですし、なにより一ノ瀬はじめ(CV.内田真礼)のうざかわいさが本質を外さない、かなり開けた奔放さを持った性格として描かれているので、彼女がこれからどのように変化するのかしないのか、そのあたりもとても楽しみですね。
おそらく今までのヒーローものであるならば橘清音(CV.逢坂良太)の方がまさに主人公であろうキャラクターであり、それをはじめの対比として登場させている辺りもうまいなぁ、というかそれを踏まえて次へという意識がうかがえるのだなと。
とこんな感じでどうにか興奮を押さえて冷静に自分がいま観たものを分析しようと努力したあとがうかがえる文章ですねw そして4話を見終わった時点でついに普及を開始します。
はい、というわけでもうそろそろいいでしょう、『ガッチャマンクラウズ』は「自生の夢」や『BEATLESS』やアメコミ好きの人はぜひ見たほうがいいと思います。それでおれよりもっとマシな感想をつぶやいてほしいw
つまり自分ではこれ以上の感想が出てこないことがわかってしまったからなのですが、シンギュラリティの可能性から長谷敏司『BEATLESS』やWEBによってまだ人類が見たこともないを現出させようとした飛浩隆「自生の夢」、あるいはディストピアへの萌芽を伊藤計劃『ハーモニー』好きに向けてアピールしてもよかったかなとも思います。
SFクラスタ向けガッチャマンクラウズ4話までのまとめ:ファースト・コンタクトした異星体のオバテクと、現代的なSNSを使ってAIをシンギュラリティさせようとしたら、実はそれが異星体の罠であることがわかり、騙され窮地に陥った男の娘を、人類と異星体混成の変身ヒーローが助けそうな感じ。
こういう感じでどうにもSFとしてとても楽しんでいたわけなのですが、いまだに目を瞠るのが主人公・一ノ瀬はじめの圧倒的なバランス感覚、というか伝えることはそんなに上手ではないから誤解されやすいのだけれど決して物事の本質を外すことのない、そのメンタリティなのです。マジで凄いんですよ。5話のラストシーンであんな風に踏み切ることのできる彼女に、うるうる来てしまって、えーなんで泣いてんだよおれとw でもこの力の使い方を知っているヒーローというのは本当にかっこいいんだなぁと思ったのではないかと考えています。そしてだからこそ彼女はGALAXと対立してしまうのではないのか――だたまぁその予想をあっさりと裏切ってくれそうなところも彼女の魅力なんだろうなぁと思うのです。今期もっとも目を離せないアニメです。
- アーティスト: WHITE ASH
- 出版社/メーカー: バップ
- 発売日: 2013/08/21
- メディア: CD
- この商品を含むブログ (18件) を見る
OPもかっこいいっす。
- 出版社/メーカー: 洋泉社
- 発売日: 2013/08/23
- メディア: ムック
- この商品を含むブログ (1件) を見る
- 作者: ポストメディア編集部
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2013/10/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (6件) を見る