2013年2月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:2056ページ
中村明日美子強化月間。いやでも彼女の一般向けの漫画はなんというか細身の少女の描き方もさることながら、そういう少女に対するイメージを軽やかに打ち砕く潔さがあって大変勉強になっておりまして、むさぼるように読んでおりましたw
- 作者: 木皿泉
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2013/04/19
- メディア: 単行本
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どの章も最後の一文がいい。普段は決して読まないタイプの小説ではあるのだけれど、たまに読むとしみじみよいと感じられる、そういうお話だった。読了日:2月26日 著者:木皿泉
- 作者: SFマガジン編集部,Pablo Uchida
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2013/02/08
- メディア: ムック
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国内は既読が4で、海外は0でした・・・。まぁ知らないタイトルがなかったのでバイヤー的には一安心。なお191pの延流のつっこみは完全にSF者のそれでワロタ。読了日:2月21日
- 作者: 中村明日美子
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2009/02/05
- メディア: コミック
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資料用に。ほんとですよ、とても自分には書けない少年少女の機微が描かれていて、ため息ばかり。読了日:2月20日 著者:中村明日美子
- 作者: 月村了衛
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/03/19
- メディア: 文庫
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勉強会用。ダサい。そのダサさに恥ずかしくなって本を何度も閉じてしまうのでなかなか進まなかった。かっこよく描こうとして手垢のついた表現で説明し過ぎている。でもそれが読み易さ/与し易さに繋がってるのだろう、おそらく。あとは視点、シーン移動のやり方がそのままアニメの構成と同じでメディアの違いをなんたらっていう言葉を強く思った。ただそういう厳密な読みをしなくてもいいと気ついてからの後半はさくさく進んだ。確かに伊藤計劃、冲方丁と賀東招二の凄みがよくわかるな。読了日:2月19日 著者:月村了衛
とりあえず地球が滅びる前に 3 (フラワーコミックスアルファ)
- 作者: ねむようこ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2013/02/08
- メディア: コミック
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ストーリーに明確な目的が生じることで読者にもはっきりとこの作品の目指す先が見えてきた、と感じるということはこれまでの巻で確かにあの当時の先の見えない閉塞感をうまく描いていたということなのだろうなぁ。ちなみに今回のハイライトは「あたし、星が消滅するところに立ち合うのが大好きなのー♡」であろうw 読了日:2月12日 著者:ねむようこ
- 作者: 中村明日美子
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2008/01/04
- メディア: コミック
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ツカサにしろミドリにしろまだ幼い女子に対する視線、というかスタンスがとても優しくて、なんだろうそれが中村明日美子なりの少女漫画ということなんだろうかなぁ。でもいちばんは「父と息子とブリ大根」だな! 読了日:2月10日 著者:中村明日美子
- 作者: 佐野菜見
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2013/01/15
- メディア: コミック
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あー、これはあれだな、ノリが『となりの関くん』のスタイリッシュ版だね。みんなでわいわい読むタイプのコミックでした。まぁ続きは読まなくてもいいか。読了日:2月10日 著者:佐野菜見
- 作者: 山尾悠子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2012/01
- メディア: 文庫
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この、ぞくぞくする圧倒的素晴らしさは一読後に「銅版」を読み直すことでさらに高まって、詐術だとわかっていたのにまんまとかけられてしまった。いやだってただの文字列ですよねこれ? ああでも「竈の秋」には苦戦したけれどきっとそれは自分が読めていないだけで、「トビアス」の切れ味には頭を抱えるしかないし、こんなのどうやって書くんだろうなぁ。まったく仕組みや過程が見えてこないし、それすら見世物の一部として成立している。緻密な細工物なのに恐ろしいほど強固だ。ああそうか、だからラピスラズリという鉱物の名前がついてるのか。読了日:2月7日 著者:山尾悠子
- 作者: 森薫
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2013/01/15
- メディア: コミック
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いやだから何度も言ってますが森さんあんた中央アジアの結婚式が描きたかっただけでしょー!!!! でもおもしろいから読ましていただきますけど!!!!(平伏) でも今回一番グッと来たのはもちろんP115の横顔。思わずおれまで涙ぐんだっつうの。読了日:2月4日 著者:森薫
- 作者: 中村明日美子
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2013/01/31
- メディア: コミック
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前作の「木曜日のサバラン」からのスピンオフタイトル。アコちゃんもかわいいのですが、だんだんと小平が王子化していってすごいなぁと。というかこれはあれなのか一歩踏み出す話で、踏み出すかどうか自覚するところまでで終わっているからこそおもしろい、というか。読了日:2月2日 著者:中村明日美子
- 作者: 中村明日美子
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2011/01/31
- メディア: コミック
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ずっと欲しかったので2巻発売に合わせて購入。各話ともほんとおもしろい。特に好きなのは「青と白のリーム」。でもここで思わず「もったいねぇな」という非常にレイシストな感想が沸き上がってきたので戒めとして書いておくことにする。読了日:2月1日 著者:中村明日美子