ブックスエコーロケーション

「SFとボクらの場所」をテーマにした本屋のブログです。実店舗はありません。開業準備中。

12月のまとめ

 読んだ本の数:10冊
 読んだページ数:2420ページ
 相も変わらず小説は読めてないですねー。まぁもうしょうがないかなとは思っているよー。おれは自分の好きなものを読めばそれでいいのだよー。消費するしかないのよー。


げんしけん 二代目の四(13) (アフタヌーンKC)

げんしけん 二代目の四(13) (アフタヌーンKC)

げんしけん 二代目の四(13) (アフタヌーンKC)
 波戸編決着からの斑目編突入へ。いやーもうなんというかニヤニヤが止まらないってのはまさにこういうことを言うんだろうな。この感情の起伏が誘導されたものであることは明らかなわけだから、何に反応しているのかもう一度ちゃんと考えたほうが自分的にもよいのだろうな、と思ったのでした。読了日:12月25日 著者:木尾士目


古本の雑誌 (別冊本の雑誌)

古本の雑誌 (別冊本の雑誌)

■古本の雑誌 (別冊本の雑誌)
 最初は古本者あるあると笑って読んでいたのだけれど、気がつくと古本と古本屋という文化についての本として読んでいた。すばらしい。「長時間手に取ってると手が汚れるような店」よりもブックディレクターのいるセレクトショップな古本屋に行くことが多い身としてはとても勉強になった。本を売るということがどういうことなのか、あまり意識していなかった部分を指摘されもした。一箱古本市と既存の古本マーケットを繋ぐという考えにはなるほどと思った。本当に色々と発見のある本だった。剛力彩芽は必読ではなかろうかw 読了日:12月19日


スピリットサークル 01―魂環 (ヤングキングコミックス)

スピリットサークル 01―魂環 (ヤングキングコミックス)

スピリットサークル 01 (ヤングキングコミックス)
 輪廻転生もの。過去世を主人公が知っていくたびにどんどん物語に厚みが増していく。すばらしい。これからが楽しみだ。読了日:12月18日 著者:水上悟志


町でうわさの天狗の子 10 (フラワーコミックスアルファ)

町でうわさの天狗の子 10 (フラワーコミックスアルファ)

町でうわさの天狗の子 10 (フラワーコミックス)
 修学旅行編。物語の展開が早まるにつけ、キャラクターの魅力がいや増している。読了日:12月18日 著者:岩本ナオ


戦国妖狐 10 (BLADE COMICS)

戦国妖狐 10 (BLADE COMICS)

戦国妖狐 10 (BLADE COMICS)
 青年編へ。目的の提示が明確で、悩みに対するアプローチも丁寧だ。あと風祭や左道なんかは古いファンに対するくすぐりなんだろうな。読了日:12月17日 著者:水上悟志


■[映]アムリタ (メディアワークス文庫 の 1-1)
 勉強会用。ひええええ、と叫ぶ読了後。前情報なしで読んだので驚きもひとしお。一回しか使えない飛び道具。映画作りで青春ものから、という緩急の付け方がうまいんだなぁ。会話も軽妙で嫌味なく笑えて楽しい。なるほどの受賞作品であり、ライトノベルの圧倒的突然変異、などというと自分の寡聞さがバレるけど確かにその通りだと思うです。読了日:12月16日 著者:野崎まど


ぼくらのよあけ(1) (アフタヌーンKC)ぼくらのよあけ(2) (アフタヌーンKC)
■ぼくらのよあけ(アフタヌーンKC)
 読書会用に再読。改めて読むと、前回とは異なった視点、つまり「二月の黎明号」の視点で読める楽しさがあった。やはりおもしろい。読了日:12月11日 著者:今井哲也


The Indifference Engine (ハヤカワ文庫JA)

The Indifference Engine (ハヤカワ文庫JA)

The Indifference Engine (ハヤカワ文庫JA)
 『スカイフォール』の予習のために、「From the Nothing, with Love」を読んだ。読了日:12月10日 著者:伊藤計劃


トータル・リコール (ディック短篇傑作選)
 Kindleで。「トータル・リコール」と「マイノリティ・リポート」を含む短篇集。モチーフが確かに古くはなっているけれどテーマが現代的で普遍性があれば全然おもしろく読めるのだな、と思った。さすがはディックという短篇集だった。Kindleで読んだことについてはまた後日。読了日:12月5日 著者:フィリップ・K・ディック