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すべてはゼロから始めるために

小説家志望の雑記です。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012)』

映画 アニメ


 ネタバレが恐ろしくて観てきた。Twitter同調圧力まじすごいな。いやそういうこととは違うなにかを感じてはいる。お祭り騒ぎに便乗する、というか。シネコンでも普段の人出とは大違いでいい席にしたら隣に見知らぬ人が座られるのも落ち着かないし、さらにそれが女の子だったのであーやだやだ落ち着かないと思いながらオープニングでスタジオジブリの文字が流れてああそうか「巨神兵東京に現わる」か、いやーやっぱり舞城王太郎の文章は女性*1の朗読だとおそろしくキレッキレやなーとチキン肌で見ながら後半あたりで微妙に文章が違うような感じを受ける。そういえばなんかこれがヱヴァQへとつながるようにも読めるという話を思い出し、ははーんとなる。そして気がつくと隣に誰が座っていようが関係ないくらい引きこまれて見ている。発進シークエンスの丁寧さがかっこよさにつながり、それが何が起きているかわからないけれどかっこいいという様式美につながっている。そういう部分とは別の位相にシンジくんとカヲルくんの非常に性的な暗喩が匂う会話が存在し、ひとつのセリフに情報量がめちゃくちゃ多い割に各キャラクターのディスコミュニケーションぶりには繰り返される諸行無常、よみがえる性的衝動。そういうことなのか、そういうものなのか、と受動的に消費してまいりました。冒頭の戦闘シーンや発進シーンに代表される緻密さを積み重ねて説得力を増そうとしているヴィレ側と、ネルフ側の抽象的な絵作りの対比がとても印象的でした、っていうか後者のほうは確かに退屈でしたね。でもまぁアスカのセリフがいちいちスカッとするように使われているしマリはヒメヒメ言ってるし14年の間にいろいろあったんかなぁと思いました。こういう想像ってあんまししないんですが、こういうことを観た人たちと喋りたくなる、そういう映画でございました。どなたかSkypeしましょう。そして次回予告もブラフ度数が跳ね上がってて思わず笑ってしまって、あれを観れただけでもよかったなぁと思ったのでしたw

桜流し (Instrumental)

桜流し (Instrumental)