ブックスエコーロケーション

「SFとボクらの場所」をテーマにした本屋のブログです。実店舗はありません。開業準備中。

10月のまとめ

 ふおおお、小説が一冊しか読めてないんですけど、あれー?w
 2012年10月の読書メーター
 読んだ本の数:11冊
 読んだページ数:2890ページ
 ナイス数:41ナイス


神々の山嶺 全5巻セット (集英社文庫―コミック版)

神々の山嶺 全5巻セット (集英社文庫―コミック版)

神々の山嶺 (集英社コミック文庫)
 誕生月なので、買いました。まったく、圧倒的だった。ほんとすごいです。背景だけでも読む価値があるし、ラストの熱はほんともうこう内側からふつふつと沸き上がってくるタイプのすばらしさ。こういうのを読むと『孤独のグルメ』とはまた全然違う谷口ジローの熱さと凄さが感じられる。
読了日:10月30日 著者:谷口ジロー


オーディナリー± (サンデーGXコミックス)

オーディナリー± (サンデーGXコミックス)

■オーディナリー± (サンデーGXコミックス)
 再読。このマンガを読んでいる時だけ、生きている心地がする。そういう切れ味が確かにある。かっこいい。
読了日:10月21日 著者:高橋慶太郎


アゲイン!!(6) (KCデラックス 週刊少年マガジン)

アゲイン!!(6) (KCデラックス 週刊少年マガジン)

■アゲイン!!(6) (KCデラックス)
 ナンデ!? 『モテキ』ナンデ!?
読了日:10月20日 著者:久保ミツロウ


デストロ246 1 (サンデーGXコミックス)

デストロ246 1 (サンデーGXコミックス)

■デストロ246 1 (サンデーGXコミックス)
 表紙は茶犬。てっきり伊万里がくるかと思ったが。そして伊万里の香水設定はそのままなのか。だんだんと伊万里が壊れかかっている気配があってそれがどうにも先行き不安である。つまり、楽しみってことだ!w
読了日:10月19日 著者:高橋慶太郎


晴天の迷いクジラ

晴天の迷いクジラ

晴天の迷いクジラ
「生花の消費量が全国一」という言葉にぐっときた。死が日常に介在しているのだなぁ、普段は死を意識しないように脱臭している我々が、絶望から極端さに振れて死に直結する前に、やはり一度立ち止まってみることは必要なのだろうと思う。こういう当然そうである、と繰り返されてきたことを再確認するための読書を、いいものとは決して思っていないのだが、たまには悪くないな、とも思った。
読了日:10月18日 著者:窪美澄


アゲイン!!(5) (KCデラックス 週刊少年マガジン)

アゲイン!!(5) (KCデラックス 週刊少年マガジン)

■アゲイン!!(5) (KCデラックス)
 タイムリープ応援団マンガもついに五巻目。定期戦間近で主人公と団長との関係性がすごくおもしろくなってきた。誤解が信頼へと変わっていくのがよい。それが試合応援時の生徒たちとの距離へと敷衍されていく。なるほどな、と。
読了日:10月4日 著者:久保ミツロウ


orange 1 (マーガレットコミックス)

orange 1 (マーガレットコミックス)

■orange 1 (マーガレットコミックス)
 松本が舞台の過去改変SF、ということは神林長平フォロワーなのか、とSF者にありがちな都合のいい解釈をば、とりま。たとえ未来がわかっていても、当人の意思で変えられることもあれば、変えられないこともあるという、そのさじ加減に、なるほどなと思った。
読了日:10月4日 著者:高野苺