- 作者: 伊藤計劃,円城塔
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2012/08/24
- メディア: 単行本
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2012/10/13(土)15:15〜18:00
やつはみ喫茶読書会十八冊目 伊藤計劃×円城塔『屍者の帝国』河出書房新社
作品内容:19世紀末――かつてフランケンシュタイン博士が生み出した、死体より新たな生命「屍者」を生み出す技術は、博士の死後、密かに流出、全ヨーロッパに拡散し、屍者たちが最新技術として日常の労働から戦場にまで普及した世界を迎えていた。後にシャーロック・ホームズの盟友となる男、卒業を間近に控えたロンドン大学の医学生ジョン・H・ワトソンは、有能さをかわれて政府の諜報機関に勧誘されエージェントとなり、ある極秘指令が下される。世界はどこへ向かうのか? 生命とは何か? 人の意識とは何か? 若きワトソンの冒険が、いま始まる――。
参考リンク:屍者の帝国 伊藤計劃×円城塔 | 河出書房新社 屍者の帝国 用語集I - 妄想科學倶楽部
場所:半杓亭
費用:お茶おやつ代600円
Mail:yatsuhamicafe.reading(at)gmail.com
Twitter:http://twitter.com/yatsuhamibook
満員御礼。ありがとうございました。
今回は10名の方に、うち新規が一名の方に参加いただきました。全体的な雑感としては、事前に上記サイトを見ておいてほしいという話をしてはおりましたが、やはり共通認識の部分に大きく差があり、表層の部分に話が終始してしまったものと思われます。また自分自身がすべての疑問に答えようとするあまり司会としてのハンドリングができていないかった点もありました。直前に読み直しができていなかったのも大きかったと思います。そういうわからないだけになってしまうには非常に勿体ないタイトルでありましたので、力不足を実感しました。そして60回目のAtoZ読書会においては「あー、やっぱみんな素直には褒めないけれども、それでも愛にあふれた感想を述べていたんだなぁ」という思いを新たにしたのでした。とりまそんなところで。