ブックスエコーロケーション

「SFとボクらの場所」をテーマにした本屋のブログです。実店舗はありません。開業準備中。

9月のまとめ

 今月はイベントに合わせてSFをいっぱい読んだ気になっていたけれど実はそうでもなかったですね。あと久保ミツロウ『アゲイン!』は後日ちゃんと記事にしたいです。映画の『モテキ』も観てきたのでそちらも。

9月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:2797ページ
ナイス数:46ナイス

君に届け 14 (マーガレットコミックス)君に届け 14 (マーガレットコミックス)
修学旅行編。ひとつの話に絞らずに三つの話を平行して展開させることで感情移入の幅を用意し、ちゃんと飽きさせないように作ってある。
読了日:09月27日 著者:椎名 軽穂
このミステリーがすごい! 2011年版このミステリーがすごい! 2011年版
海外編3位の『卵をめぐる祖父の戦争』が読みたくなりました。
読了日:09月27日 著者:
ダ・ヴィンチ 2011年 10月号 [雑誌]ダ・ヴィンチ 2011年 10月号 [雑誌]
読了日:09月24日 著者:
25時のバカンス 市川春子作品集(2) (アフタヌーンKC)25時のバカンス 市川春子作品集(2) (アフタヌーンKC)
すばらしい!「25時のバカンス」の異形と時間の流れに、「パンドラにて」の少女性をまるごと犠牲にするストーリーに、「月の葬式」の献身さ。すばらしかった。今年読んだ国内SFはこれが一番かも!
読了日:09月24日 著者:市川 春子
アゲイン!!(1) (KCデラックス)アゲイン!!(1) (KCデラックス)
連載を追いかけているのだけれど、それでも読み落としがあって、なるほど続けて読むと確かにこれは胸が苦しくなるなぁ。暗黒高校生活っていうのはきっと誰にもあったのだから。
読了日:09月19日 著者:久保 ミツロウ
本の雑誌340号本の雑誌340号
時代小説作家の図の中に塚本青史が載ってなかったのが残念でーす。
読了日:09月19日 著者:
あなたのための物語 (ハヤカワ文庫JA)あなたのための物語 (ハヤカワ文庫JA)
すごく切実な小説だった。説明文が読み取りにくく、描かれる凄絶さと相まって読了に難渋し、物語の結末にて提示されたSFですら届かないものの存在にぐったりさせられた。しかしだからこそこの小説は強く、読者の物語として機能するのだと思わせられた。
読了日:09月15日 著者:長谷 敏司
S-Fマガジン 2011年 07月号 [雑誌]S-Fマガジン 2011年 07月号 [雑誌]
佐々木敦氏の演劇に関する項がとても読みやすく、おもしろかった。というか言及されている演劇を観たくなった。
読了日:09月11日 著者:
境界線上のホライゾン1〈下〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)境界線上のホライゾン1〈下〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)
ヨシナオ公フォローのためのアデーレとの会話に涙腺崩壊した。基本的にどのキャラクターたちにも救い、というかフォローがきちんと用意してあって、すごくほっとするし、かっこよく見えるよな。いや大変おもしろかったです。
読了日:09月05日 著者:川上 稔
境界線上のホライゾン1〈上〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)境界線上のホライゾン1〈上〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)
設定だけでどんぶり三杯いけるのにさらに燃える展開と憎めないキャラクターたちが入り乱れ、いやはやこれは本当にすごいなぁ。あとがきの「恒例のチャット」があって、ああ川上稔の著作に帰ってきたんだなぁととても感慨深く思ったw
読了日:09月01日 著者:川上 稔

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