ソウルジェムの仕組みが明らかになったが、実は関西組や関東組の阿鼻叫喚のTLから想像していたほどえげつないようには思えなかった。確かに黙っている、というか後出しジャンケン的なショックはあると思う。でもなんというかシステムそのものにあまり忌避感を持てない、ということが重要で、なぜそのように考えるのか、なのである。おそらく初めてグレッグ・イーガンの宝石=「ぼくになること」を読んだ時のような感覚なのであろうか、と思ったらすでによりメタレベルで話し合われていたのを検索して見つけるなど。
白潟@ショートランド泊地 on Twitter: "逆にゆーと、主人公が問答無用に「既にそうなってる」という定番でなしに、主人公の未来の選択肢として検討対象になっている、というあたりが衝撃の一因かと。あとキュゥべえはともかく作品としては、まどかにじっくり考えてもらうための、情報の順次公開です。"
http://twitter.com/crow_henmi/status/36432081340858368
http://twitter.com/crow_henmi/status/36432583579406336
http://twitter.com/crow_henmi/status/36439157505130496
なるほどな、と。
身体性の拡張の問題と考えたとき、どこまでを自分の身体と考えることができるのか。おれはメガネは身体の一部だと思うし、素っぱだかでナイフを振り回すことはできないだろうなぁと思うし、PCのキーボードで文字を打つことやモンスターを狩っている時のPSPも身体の延長と意識しているかもしれない。では魔力によって強化され日常以上に自由自在に動かせる身体は、いったいどうなのだろうか。あるいはサイボーグは自分の身体の機械部分をどんな風に認識しているのか。ん、これって『アンブロークン・アロー』でやってたかなもしかして。
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