すべてはゼロから始めるために

小説家志望の雑記です。

『GANTZ』


 観てきました。原作は既読。就活中のくされ大学生という二宮和也がとてもいい味出していたし、松山ケンイチのビビりっぷりもよかったと思います。力を手にしたうだつの上がらないキャラが力に魅入られていく過程をそれなりに真面目に描いていて、そういう風にアレンジしたのだなぁと思いました。ので、アクションも悪くはなかったし、CGをそれと気がつかせないためになるべく画面を暗く撮ろうとしているのも、訳が分からなくなってしまう部分を除けばきちんと機能しているようでした。ただどうしてもテンポが悪い部分があって、まぁ誰かが死ぬシーンで「二宮アップ→松ケンアップ→仏像アップ→最初に戻る」を三回ぐらい繰り返してから根性ブースターへの点火ってまどろっこしいにもほどがあるなぁと。けど、もしかして原作付き邦画っていうのはこれくらいのレベルにしない「通じない」のかなぁとレイトショーにてDQNカップルばかりの劇場の中で、そう思ったのでした。すごくがんばっている。中の下という感じでしょうか少し見直しつつ、もしかすると『ヤマト』や『踊る』なんかもこういうレベルなのかもしれませんね、単におれの食わず嫌いなだけで。
 あ、それと途中で出てきた白石って名前の森ガールがかわいかったです。岸本もいいですが、やはりそこは森ガールでしょう、と。ちなみに彼女はMeriiというモデルさんだそうです。ちぃ、おぼえた。