すべてはゼロから始めるために

小説家志望の雑記です。

感想『彼女の闘い、灰の街』

 そしてさっそくid:joekid_fくんより感想をもらった。内容は「西島大介的手法(引用による20世紀的記憶の喚起=郷愁の発現)で書かれているように見える」とのことでした。
 で、2番目にもらった感想はid:bin-bottleくんで内容は「解釈しながらの読書をこてんぱんにしながらも、希望はただ本を見つけようとしているという自覚だけに現れるつう話」であり「私のなかでは、すばらしくKASUKAさん、な作品」であり、「闘う女の子=本を解釈するには穴がありすぎて不毛な中で闘っている(とはいえ穴が埋まればいい/いつか希望はある)→しかし街は廃塵に帰す/女の子は街を去る(解釈なんてもう無理)→だけど掘るぼくたち=探そうとする意志」なんだってさこれってやばいよ目から塩水だよ……。
 続いてはid:MasakiTSUくんからで「世界観が少し分かりづらい面もありましたが、日常に紛れこんでくる非日常(すなわちヒロイン、とその言動)とのズレの距離感の妙が、アクセントとして効いていました。この辺は本当にKASUKA節を読んだなという感じ。またヒロインと、結末での少年たちの意思=希望が明示というか、ぶれることなく滲み出ていて味わい深い。戦禍からの脱却を、本に求めるっていうのは、『華氏451度』っぽいですよね」とのことでした。なるほど物語の力という意味では確かにそうかもしれないですね。