すべてはゼロから始めるために

小説家志望の雑記です。

掌編『彼女の闘い、灰の街』

 約1年と半年ぶりに書き上げれた小説となりました。掌編です。でも書き上げられました。ここでよし!と筆を置くことが、タイピングをやめることができたのです。こんなにうれしいことはない。
 ベースに『虚構機関―年刊日本SF傑作選 (創元SF文庫)』に収録されていた円城塔「パリプセント あるいは重ね書きされた八つの物語」の「縞馬型をした我が父母について」があって、いやぁすばらしいサンプリング材料でした。あといろいろなものを切り貼りしていますが、さてさて。どこまでオリジナルになっているのでしょうか、気になるところです。
 というか総文的短篇作成法っていうのがここ最近のわれわれのネックになっていることだったのですが、有効利用すれば、まだ短いのなら書くことができるんだな、と安心半面、これじゃあなんの進歩もないし、書きながら考えるなんてどだい長篇では無理だとわかっているからこそ企画書を書いてんじゃねぇのかよ、と思ったのでした。
 そう、このタイミングで、古い、脱却したい書き方で小説を書いたことで、ようやく長編の書き方が見えてきたのではないのか、ということなのです。たとえば短篇では、この文とこの文を関連させて読者をにやりとさせよう、というのが文章と文章との距離が近いのでその場で考えてそのあとですぐに反映しやすいのだけれど、長篇では当然そんな書き方はできない、とか。
 まぁとにかくこれからは、ネットは控えめにして、書くぜぇ〜超書くぜぇ〜。