すべてはゼロから始めるために

小説家志望の雑記です。

クリストファー・ノーラン『バットマン ビギンズ』

バットマン ビギンズ [DVD]

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 あれ、なんだ。すげぇおもしろいじゃん。
 なんか事前情報と言うか、何かで読んだか聞いたのだろうけれど「あんまりおもしろくない」という先入観があって、でもきっちりとその先入観を打ち砕いてくれました。バット・モービルがかっこいいし、アルフレッドの軽口も楽しいし、なによりもバットマンがヒマラヤで修行していたことがそれだけで放り出されずに後半、「なんと!w」という驚きとともに思い出させてくれるのがよかった。なんというか『ビギンズ』は2部構成で、前半のヒマラヤでニンジャ修行で恐怖の克服と、後半のゴッサム・シティで恐怖の行使とおもちゃできゃーきゃー喜ぶという感じなのだろう。『ダークナイト』では廃車になってしまったバットモービルが大活躍ですげぇうれしかった。なによりゴードン警部補がナビにしたがって運転して橋脚を破壊してガッツポーズをとるのがほほえましくていい。ほかにも随所にギミック的なくすぐりと、軽口のくすぐりがあって、飽きずに観れて、いやぁ緩急が非常にすばらしかった。ドーズもかわいい人で、最後の最後でふれあうのもよかった。
 伏線が伏線としてきちんと機能していて、映画を観ていることを忘れさせない映画だった。そしてようやく、「こういう小説」が書きたいのかなぁ、と気がついた。とりあえず伊坂幸太郎でも読むか。