ブックスエコーロケーション

「SFとボクらの場所」をテーマにした本屋のブログです。実店舗はありません。開業準備中。

近況

 いろいろあった。移り気。ひとつにしぼれない。なんていうか、浮気性。

  • 長篇EFC データを消してしまう。ばか。企画書は残っているけれど、そのときの文章の勢いや筆の滑った感じとかが一人称で味があったっと思っていたのでショックが大きい。ホントにばか。
  • 長篇学園ミステリィ 書いてない。ぼんやりとイメージは固まりつつあるが。
  • 長篇『皇国の守護者』と『E.G.コンバット』を足して2で割って北方謙三の硬質な文体で描く、三人称ミリタリーSF。おそろしいほどに順調。


 気がついたことは、長篇はまずおっきな全体像を把握しようとしていて、ちっともそのシーンの、次の文章を考えてられない、っていうことだ。ここを伏線にして設定を説明して、というような配分を考えていると文章を気にしている暇がねぇ!シーンが浮かばねぇ!手癖で書いちまうけど情緒に訴え過ぎるのは嫌なのでとにかく硬質で内省的な文章で勝負したいのだ。というわけでヘミングウェイ北方謙三高城高とを読む予定。手元において筆が止まったらぱらりぱらりとめくって読む本に決定。