すべてはゼロから始めるために

小説家志望の雑記です。

『ベクシル』

ベクシル~my winding road~ (ガガガ文庫)

ベクシル~my winding road~ (ガガガ文庫)

 谷崎央佳はキャプションを信じれば冲方丁が主催してる「文芸アシスタント制度」出身者のようだが、冲方丁の弟子の割には、文章の切れが想像以上にで、ただのライトノベルの文章でびっくりした。おどろきすぎて最後まで読む気が失せてしまった。
 つーか、一人称で書いてはいけないことまで、無造作にぼろりと書いていたり、会話文のどうしようもないチープさに、安易にどもったり、苦痛を「ぐふっ」と言わせたり、その無神経さに、ちょっとびっくりすぐらいの怒りを感じてしまった。特別魅力的ともいえないディストピア世界観を主人公の内言で愚鈍に「説明」してしまっていたり、最初の40ページ付近で挫折。ほら、魅力的な設定じゃないんだから、文章で魅力的に見せるんでしょう?ねぇわかってる、言葉の力を、さ?
 ねぇ?さっさと「大きな謎」を提示してくれよ。全然、ひりひりしないよ。
 ねぇ、それとも、こんなレベルで大丈夫なの?こんな文章レベルで、ライトノベルって書いていいの?それってジャンルにおんぶにだっこってこと?ふーん。
 …………。
 いやさ、特殊部隊の訓練生ってのも、うーん、と思うわけだよ。あの、機密性は?とかさ。スタバでレポ書いてていいの?とか。

 あー、わかったわかった、そうかおれ、なんで怒ってるのかわかったよ。
 冲方丁の、虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)を期待してたんだ。。。
 んで、どっかでおれならもっとうまく料理できるモチーフなのに、って傲慢だけど思ってるんだな。
 ありがとうございました。基本的に下は見ないようにしているのですが、いい勉強になりました。とてもいい奮起になりました。おれはぜったいに、同じ轍は踏みません。
 まぁ緒方剛志ジャケ買いだったのだから、文句を言ってはいけないのでしょうね。しかし彼の描くメカはあいかわらず「軟質メタル」ってイメージでよいですね。シックス・ボルト (電撃文庫)が懐かしいですよwww