ブックスエコーロケーション

「SFとボクらの場所」をテーマにした本屋のブログです。実店舗はありません。開業準備中。

古川日出男 朗読ギグ『スローモーション』@京都METRO 2007/5/5


 女性の声を、大きな、大柄なOLの声を、日記で書かれた小説。
 朗読。響きの変化。生きている言葉。話し言葉が生きていると言ってもいいのか知ったこっちゃないけれど、でも古川日出男の言葉は生きている。切実な響きがある。切羽詰ってる。それは作品中のOLが、フブキちゃんが焦っているからか。闘っているからか。