すべてはゼロから始めるために

小説家志望の雑記です。

SFと現実

 http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/928486.html
 たぶん似たようなエントリをしている人は大勢いると思うけれど、これって〈数値海岸〉だよね。まだ倫理コードには抵触しないみたいだけれど。
 まえ、サークルの数理の先輩が『ラギッド・ガール―廃園の天使〈2〉 (ハヤカワSFシリーズ―Jコレクション)』を読まれたあとに「これはSFじゃなくて、未来だ」っていう主旨の感想をもたれておりましたが……この先見性はやはりSFに必要な要素なんでしょうね。それを受けてKASUKAは「すげぇけど、こういう作品が劣化する時ってあるのかな?」と後輩ASAVAと話していたとき、彼は「この作品世界が現実となったときでしょう」という主旨の返答をくれて、むぅと唸った記憶があります。
 こういうフィクションでしかできない未来を描くことによって、現代の文明批評を行うことができるのもSFの魅力のひとつなんでしょうね。
 拙作『スーサイド・ヒューマンズ』ももっとそういう側面が押し出した方が面白かったのかもなぁ……。