すべてはゼロから始めるために

小説家志望の雑記です。

『レッド・ロープ』④

 CW合評合宿最終日。寝坊し遅刻する。
 プログラムではKAUSKAの作品が最初だったのでめちゃめちゃ焦る。
 合評そのものは滞りなく、か。ぬぼーっとした頭では作者解題の際にまとまった意見が言えず……。もうちょっとパソコンやゲームと節度のある付き合い方を勉強しないと、まずいな……。
 また昨日は長岡先生に「君のコメントは既存の枠組みにはめすぎている」という言葉を賜る。
 おれがチープ!? このおれがチープ!!
 久しぶりにちくしょーとなる。やっぱり大人の視点/コンテクストは本当にKAUSKAを相対化してくれますね。
 では以下、感想です。

  • レッド・ロープとはなんなのか、どんな意味/意図が込められているのか。→ ロープ/潜水士/生死の境/移動するための/目の焦点を結ぶ。
  • 『スーサイド・ヒューマンズ』:父と息子の物語 ⇔ 『レッド・ロープ』:父と娘の物語
  • 踏みとどまることができるのに転がって落ちるのはスーサイド?
  • 描かれている身体感覚は重要。
  • 「サトミ」が助けた理由:死んで欲しくない?優しさ?
  • なぜこの世界を「サトミ」の視点で切り取ったのか。←「サトミ」がこの世界に対して強烈な違和感を持っていたから。
  • スーサイドがスポーツとして成立する世界の医療システムが不鮮明。

 今回の合評で強く感じたのは、設定を考えるバランスがまだまだ弱い、というか加減しすぎている、ということであった。それによって過剰な設定によって作品への間口が狭くなるように、書かなさ過ぎで間口が狭くなっているということであった。書くことと書かないことのバランスが作品にリアリティを与えるのであり、そのあたりで文章に関しては少なくともあるレベルに達したという自負ができたので、これからは設定の方に力を注ぐ作品をもっと綿密に考えていこうかな。もちろんルビや記号の使い方とかまだまだ修練が必要な部分は多いけれど。