すべてはゼロから始めるために

小説家志望の雑記です。

『このライトノベルがすごい!2007』

このライトノベルがすごい!2007

このライトノベルがすごい!2007

http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20061107bk05.htm
http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20061114bk05.htm
http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20061121bk04.htm
本当にひさしぶりに、ライトノベルについて語ってみようと思う、思った、そして考えた。
けども、出し惜しみではないのだけれど思うのだ。
KASUKAが好きなライトノベルって今の、最近の、近年のとなんかベクトルが違うんじゃねぇ?と、思うわけだ、思ったわけだ。
このライトノベルがすごい!2007』での特集「今おもしろいライトノベルはコレだ!」を一通り読んだ。目を通した。あえて言おう、食指が動かされるような作品はなかった、と!(←はいここ爆笑するとこです)
あ、いやでも少しはありました。列記しましょう、つうか列記できるのです。
ある日、爆弾がおちてきて (電撃文庫)

ある日、爆弾がおちてきて (電撃文庫)

読了済み。古橋秀之は好きなので。どの出版社から出ようとも読んでおります。
少女七竈と七人の可愛そうな大人

少女七竈と七人の可愛そうな大人

附属の図書館に選書ツアーで入れたのはKASUKAです。
図書館戦争

図書館戦争

積読の本棚をごらん下さい。ちなみにハードカバーです。
Sweet Blue Age

Sweet Blue Age

これのレビューでは森見登美彦の「夜は短し歩けよ乙女」を勧めている一文に「ようやった」とにんまり。これも附属の図書館に入れたのはKASUKAです(笑)
天涯の砦 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)

天涯の砦 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)

これは…ライトノベルってかええっとハヤカワSFシリーズJコレクションで今年の日本SF大賞の候補作なんですが…


以上、5作品のうち、古橋を除いた4作品が「ボーダーズ」と呼ばれライトノベルのボーダーライン上の作家として『この〜』では扱われておりました。
まぁなんか今、ライトノベルの中でブーム/流行になっている、というかライトノベルの中でも好みの細分化が進んでいてそれが単に今のKASUKAの趣味に合わない、というだけの問題なのかもしれませんが。ライトノベルでもメインストリームではなくてスリップストリームが好き、と(笑)
もしかしたらライトノベルスリップストリーム(たとえば秋山瑞人古橋秀之冲方丁小川一水桜庭一樹桜坂洋有川浩)はこれからどんどん一般文芸/ジャンル小説の分野へ進出していってライトノベルの中から放逐されるかもしれません。
それでもKASUKAはおそらくライトノベルに注目することはやめないと思います。
その理由を見事に表現した文章を『この〜』から引用して締めにします。

ライトノベルにはきちんとした定義がないとはよく言われることだが、定義がないからこそのある種の無軌道さや無謀さがライトノベルの魅力のひとつであると思う。それがなくなってしまえば、ライトノベルライトノベルとして読む理由もまた、なくなってしまうように思うのだ。

そうだからこそKASUKAはライトノベルそのものを軽視し蔑視し見捨てるなどということが、いまだもってできないのです。