すべてはゼロから始めるために

小説家志望の雑記です。

『好き好き大好き超愛してる』

好き好き大好き超愛してる。 (講談社ノベルス)

好き好き大好き超愛してる。 (講談社ノベルス)

一言でいうと、愚直。
言葉を重ねて重ねて重ねて、データベースの中で比較して比較して比較して、「物語」の本質たる「祈り」の意味を見極め、提示しようとしている。
文体からくる熱量はあいかわらずすごい。
難病もの/セカイ系を単に消費するのではなく、真摯に向き合い、作者なりの答えを提示しようとしている。
「小説」の意味を愚直に問うた「文学」であるように思った。
正直モチーフが難病ものということもあって『阿修羅ガール』よりわかりやすいと思ったのでした、わたくし。