ブックスエコーロケーション

「SFとボクらの場所」をテーマにした本屋のブログです。実店舗はありません。開業準備中。

1月の読書のまとめ

読んだ本の数:4冊

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■ぞなもし狩り
 よかった。共作だからか、ちょっと円城塔っぽさが抜けてるとこもあっておもしろかった。読了日:01月30日 著者:円城塔


SFマガジン 2020年 02 月号

SFマガジン 2020年 02 月号

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2019/12/25
  • メディア: 雑誌
SFマガジン 2020年 02 月号
戦闘妖精雪風」の第4部に〈廃園の天使〉シリーズ「空の園丁」を読んだ。読了日:01月18日


乙女文藝ハッカソン(3) (イブニングKC)

乙女文藝ハッカソン(3) (イブニングKC)

■乙女文藝ハッカソン(3) (イブニングKC)
 完結巻。毎回勉强になるし執筆のモチベがあがるよね。読了日:01月17日 著者:山田しいた


スキズマトリックス (ハヤカワ文庫SF)

スキズマトリックス (ハヤカワ文庫SF)

■スキズマトリックス (ハヤカワ文庫SF)
 めちゃくちゃ難しかったがどうにか読み終えることができた。言葉遣いと造語の数々になにが起きているのか、解像度が低いまま読み進めて、中盤辺りで「ははあこれは新しい科学技術とそれによる政治闘争、からのポストヒューマンの話なんだなあ」とだんだんわかってきた。もし権力闘争だけだったら、残念な気分のままだったけれど過程としてポストヒューマンへと繋がっていったのが、好きなSFになってくれてよかったなあと思った。読了日:01月12日 著者:ブルース・スターリング,小川隆

12月の読書のまとめ

読んだ本の数:9冊


ミステリーズ! Vol.98

ミステリーズ! Vol.98

■ミステリーズ! Vol.98
 ご恵投いただきました。エッセイが載っております。読了日:12月17日 著者:今村昌弘ほか


ヴィンランド・サガ(23) (アフタヌーンKC)

ヴィンランド・サガ(23) (アフタヌーンKC)

  • 作者:幸村 誠
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2019/11/22
  • メディア: コミック
ヴィンランド・サガ(23) (アフタヌーンKC)
 今回もよかった。ついにヴィンランドへの足がかりができたなぁ。いやここまで長かった。読了日:12月15日 著者:幸村誠


アリスと蔵六 ⑨ (リュウコミックス)

アリスと蔵六 ⑨ (リュウコミックス)

アリスと蔵六9(リュウコミックス)
 待ってました!今回は伝奇小説的なシーンを加えつつ、それが世界のどこにでもある不思議なものとアリスの夢の関連を示唆する設定を背景に、家出が描かれる。でもそれは最初に研究所を逃げ出した時とはすでに違っているんだよね〜。よい。読了日:12月14日 著者:今井哲也


乙嫁語り 12 (ハルタコミックス)

乙嫁語り 12 (ハルタコミックス)

  • 作者:森 薫
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2019/12/13
  • メディア: コミック
乙嫁語り 12 (ハルタコミックス)
『エマ』を彷彿とさせるスミスのお国シーンでまだまだ波乱がありそうだなと思いました。読了日:12月13日 著者:森薫


君は放課後インソムニア (2) (ビッグコミックス)

君は放課後インソムニア (2) (ビッグコミックス)

■君は放課後インソムニア (2) (ビッグコミックス)
 夜の撮影で、海辺ではしゃぐシーンがほんとうにすばらしい。ただ実は不安に思うところがあってよく読むと、曲が薬を常飲していたり夜不安になる理由があったりモノローグが不穏だったりとちょっとこの先の展開が怖いす。読了日:12月12日 著者:オジロマコト



宝石の国(10) (アフタヌーンKC)

宝石の国(10) (アフタヌーンKC)

宝石の国(10) (アフタヌーンKC)
 なんかすごく大変なことになっておりませんかね。年月の過ぎ方が違う。読了日:12月10日 著者:市川春子

■違国日記 5 (フィールコミックス FCswing)
 よい。さすがの展開だ。読了日:12月10日 著者:ヤマシタトモコ


君は放課後インソムニア (1) (ビッグコミックス)

君は放課後インソムニア (1) (ビッグコミックス)

■君は放課後インソムニア (1) (ビッグコミックス)
 おもしろかった。こういう何気ない、ても当人にとってはとても重大事なことを、同じ人と出会うことで共犯意識のなかで徐々に浄化していく話、とても愛おしく、好きななのだと再認識した。夜抜け出しマンガとしても秀逸でそこから天文部に繋がるのもよい。読了日:12月07日 著者:オジロマコト


■イジらないで、長瀞さん(6) (講談社コミックス)
 だんだんといい関係になってきており、作品が変わってきているように思った。読了日:12月06日 著者:ナナシ

「ミステリーズ!」にエッセイが掲載!!!

ミステリーズ! Vol.98

ミステリーズ! Vol.98

 東京創元社の「ミステリーズ!」vol.98の「書店の窓から」というコーナーで1頁のエッセイを寄稿しております。結城充考さんの『躯体上の翼』を紹介しました。とてもリリカルな文章になっておりますので、ぜひご笑覧ください。商業誌、初掲載ですよ!!!
 にしても拙エッセイの冒頭を、北村薫氏の『空飛ぶ馬』のあの文から引用したら、陸秋槎氏も巻頭で『夜の蝉』を取り上げていて、「もーこれだから世代の近い人は読んでる本がかぶる〜」となりましたとさ。
躯体上の翼 (創元SF文庫)

躯体上の翼 (創元SF文庫)